Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

レオポルト・ルジチカ

Leopold Ružička
レオポルト・ルジチカ
レオポルト・ルジチカ(1939)
生誕 Lavoslav Stjepan Ružička
(1887-09-13) 1887年9月13日
オーストリア=ハンガリー帝国の旗 オーストリア=ハンガリー帝国 ブコバル
(現 クロアチアの旗 クロアチア
死没 1976年9月26日(1976-09-26)(89歳没)
スイスの旗 スイス トゥールガウ州
国籍 スイスの旗 スイス
研究分野 生化学
研究機関 チューリッヒ工科大学
出身校 カールスルーエ工科大学
博士課程
指導教員
ヘルマン・シュタウディンガー
主な業績 テルペン
主な受賞歴 ノーベル化学賞(1939)
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示
ノーベル賞受賞者ノーベル賞
受賞年:1939年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞理由:ポリメチレン類およびテルペン類の研究

レーオポルト・ルジチカルジツカルチッカと表記される場合もある)、あるいはラヴォスラフ・スチェパン・ルジチカLeopold Stephan Ružička, Lavoslav Stjepan Ružička , 1887年9月13日 - 1976年9月26日)はクロアチア(当時はオーストリア・ハンガリー二重帝国スラボニア Szlavónia)ブコバル出身の有機化学者。後にスイスに帰化。

経歴

バーゼル大学及びカールスルーエ大学で修学し、カールスルーエ大学のヘルマン・シュタウディンガーの下で学位を取得した。

1956年ユトレヒト大学教授となり、1929年チューリッヒ工科大学教授となる。テルペノイドステロイド、環状ケトンの研究で知られる。1939年にノーベル化学賞を受賞した。

テルペノイドについてのイソプレン則の提唱で特に有名[1]。これによりテルペノイドの構造の解明に一役かった。ステロイドについては1934年アンドロゲンの合成に成功、翌年1935年にはテストステロンの合成に成功した。環状ケトンについてはムスコン[2][3]シベトン[4][5]の構造解明並びに合成に成功し[6][7]、巨大な環式化合物の存在を明示した。

脚注

  1. ^ Ružička, L. (1953), “The isoprene rule and the biogenesis of terpenic compounds”, Journal Cellular and Molecular Life Sciences 9 (10): 357–367, doi:10.1007/BF02167631 
  2. ^ Ruzicka, L. (1926), “Zur Kenntnis des Kohlenstoffringes VII. Über die Konstitution des Muscons”, Helv. Chim. Acta 9 (1): 715-719, doi:10.1002/hlca.19260090197 
  3. ^ Ruzicka, L. (1926). “Zur Kenntnis des Kohlenstoffringes VIII. Weitere Beiträge zur Konstitution des Muscons”. Helv. Chim. Acta 9 (1): 1008-1017. doi:10.1002/hlca.192600901136. 
  4. ^ Ruzicka, L. (1926), “Zur Kenntnis des Kohlenstoffringes I. Über die Konstitution des Zibetons”, Helv. Chim. Acta 9 (1): 230-248, doi:10.1002/hlca.19260090129 
  5. ^ Ruzicka, L.; Schinz, H.; Ceidel, C. F. (1927), “Zur Kenntnis des Kohlenstoffringes IX. Über den Abbau von Zibeton, Zibetol und Zibetan”, Helv. Chim. Acta 10 (1): 695-706, doi:10.1002/hlca.19270100188 
  6. ^ Ruzicka, L.; Stoll, M.; Schinz, H. (1926), “Zur Kenntnis des Kohlenstoffringes II. Synthese der carbocyclischen Ketone vom Zehner- bis zum Achtzehnerring”, Helvetica Chimica Acta 9 (1): 249–264, doi:10.1002/hlca.19260090130 
  7. ^ Ziegler, K.; Weber, K. (1934), Über vielgliedrige Ringsysteme: IV. Die Synthese des rac. Muskons, 512, pp. 164–171, doi:10.1002/jlac.19345120114 

関連項目

外部リンク

Kembali kehalaman sebelumnya