ロス・ピアソン
ロス・ピアソン(Ross Pearson、1984年9月26日 - )は、イギリスの男性総合格闘家。イングランド・サンダーランド出身。アライアンスMMA所属。TUF 9ライト級王者。 来歴長年に渡るUFCのファンであり、テコンドーと柔道を学んだ。サンダーランドで煉瓦職人になるための学校に通っていたが、17歳から総合格闘技を始め、2004年にプロデビューを果たした[3]。 TUF2009年はUFCへの契約を賭けたリアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン9に参加し、マイケル・ビスピン率いるチーム・イギリスに所属した。1回戦のAJ・ウェン戦では2ラウンドに左フックでダウンを奪いTKO勝ちを収めると[4]、2回戦のリッチー・ホイットソンには腕ひしぎ十字固めで一本勝ち[5]、準決勝のジェイソン・デントには判定勝ちを収めた。6月20日のThe Ultimate Fighter: United States vs. United Kingdom Finaleで迎えた決勝戦では同じチーム・イギリスのアンドレ・ウィナーと対戦、判定勝ちでシーズン9のライト級優勝者となった[6]。 UFC2009年11月14日、地元イギリスで開催されたUFC 105でアーロン・ライリーと対戦し、2ラウンドに跳び膝蹴りでライリーの額をカットしドクターストップによるTKO勝利となった[7]。 2010年3月31日、UFC Fight Night: Florian vs. Gomiでデニス・シヴァーと対戦し、3-0の判定勝ち[8]。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2010年9月15日、UFC Fight Night: Marquardt vs. Palharesでコール・ミラーと対戦し、チョークスリーパーで一本負けを喫した[9]。 2011年2月27日、UFC 127でスペンサー・フィッシャーと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた[10]。 2011年8月27日、UFC 134でエジソン・バルボーザと対戦し、1-2の判定負け。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2011年12月31日、フェザー級転向初戦となったUFC 141でジュニオール・アスンソンと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。 2012年、The Ultimate Fighter: The Smashesでジョージ・ソテロポロスと共にコーチを務め、12月15日、UFC on FX 6でソテロポロスと対戦。3RにTKO勝ちを収めた。 2013年10月26日、UFC Fight Night: Machida vs. Munozでメルヴィン・ギラードと対戦するも、反則であるグラウンド状態での膝蹴りを受け、額から出血。試合続行不能とみなされノーコンテストとなった。 2014年6月7日、UFC Fight Night: Henderson vs. Khabilovでディエゴ・サンチェスと対戦し、1-2の判定負け。しかし、この試合はピアソンが勝利していたと見る見解が非常に多く、一部メディアでは「MMA史上最悪の判定」とまで言われた[11]。 2014年8月16日、UFC Fight Night: Bader vs. St. Preuxでライト級ランキング12位のグレイ・メイナードと対戦し、TKO勝ち。 2015年3月14日、UFC 185でサム・スタウトと対戦し、左フックでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2018年7月28日、UFC on FOX 30でジョン・マクデッシと対戦し、判定負け。敗れはしたもののファイト・オブ・ザ・ナイト受賞した。 2019年4月9日、引退を表明。 戦績プロ総合格闘技
総合格闘技エキシビション
獲得タイトル
表彰
脚注
関連項目外部リンク |