ロリック・カナ
ロリック・アギム・カナ(Lorik Agim Cana アルバニア語発音: [ˈlɔɾik ˈtsana], 1983年7月27日 - )は、ユーゴスラビアのコソボ自治州(現・コソボ)・プリシュティナ出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはMF (DH)、DF (CB)。 元アルバニア代表。アルバニアの他にスイス、フランスの市民権を持つ。2003年にはアルバニア最優秀選手賞に選ばれた。 名字の「カナ」はフランス語読みであり、母国語のアルバニア語の読み方に準ずれば「ツァナ」となる[1]。 経歴クラブ16歳の時にアーセナルFCのトライアルを受けるも、労働許可証の問題から契約には至らなかった[2]。 パリ・サンジェルマンFCでプロデビューを飾り、2004年にはクープ・ドゥ・フランス優勝を経験した。 2005年にオリンピック・マルセイユに移籍し、クープ・ドゥ・フランスで2度準優勝した。2007年夏にハビブ・ベイェがニューカッスル・ユナイテッドへ移籍したため、カナがキャプテンに就任した。 2009年に移籍したサンダーランドAFCではプレミアリーグ史上初のアルバニア人選手としてプレーした。 2010年7月、4年契約でトルコ・シュペルリガのガラタサライに移籍した[3]。移籍金は500万ユーロを超えるとされる。 2015年、FCナントと2年契約を結んだ。 2016年6月、現役引退を発表した。 代表その経歴からアルバニア代表の他、スイス代表およびフランス代表としてプレーする資格もあった[4]が、最終的にルーツのアルバニアを選択した。2003年6月、19歳でUEFA欧州選手権2004予選のスイス戦に出場しアルバニア代表デビュー。以来、代表の中心選手として歴代最多となる93試合に出場。2016年には自身初の国際大会であるUEFA EURO 2016に参加した。大会終了後、代表からの引退を表明。 所属クラブ
タイトル
脚注
外部リンク
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