Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

上甲状腺動脈

動脈: 上甲状腺動脈
英語 Superior thyroid artery
ラテン語 arteria thyreoidea superior
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
起始
分岐
静脈
テンプレートを表示

上甲状腺動脈(じょうこうじょうせんどうみゃく)は、頭頸部動脈の一つ。外頸動脈の枝の一つで、舌骨大角のすぐ下の高さで分かれ、甲状腺に向かう。

走行

胸鎖乳突筋前縁の下で起こり、頸動脈三角内部を上前方に走る。ここでは、皮膚広頸筋筋膜にておおわれている。その後、下に向かい、肩甲舌骨筋胸骨舌骨筋胸骨甲状筋の下方を通る。

内側には、下咽頭収縮筋上喉頭神経外枝が走る。


上甲状腺動脈は付近の筋肉をだして栄養供給するほか、甲状腺に多くの枝を出す。また、反対側の上甲状腺動脈の枝(前枝)や下甲状腺動脈の枝と吻合する枝(後枝)も持つ。[1]

甲状腺に向かう枝は一般的に二本である。このほか、筋肉や甲状腺に向かう枝としては、

がある。

画像

脚注

  1. ^ 平沢興 原著・岡本道雄 改訂 『分担解剖学2 脈管学・神経系』改訂第11版 金原出版、1982年(改訂第11版)P.34

関連項目


この項目の一部は、現在パブリックドメインとなっているグレイ解剖学からのものです。

Kembali kehalaman sebelumnya