井伊 直方(いい なおかた、1873年(明治6年)2月28日[1] - 1936年(昭和11年)2月3日[1][2])は、大正から昭和戦前期の政治家、華族。貴族院子爵議員。
経歴
旧与板藩主・井伊直安の長男として生まれる[1][3][4]。父の隠居に伴い、1922年(大正11年)11月30日、子爵を襲爵した[1][4][5]。
学習院高等科を卒業し、東京帝国大学法科大学政治学科を修了した[2][3][4]。内親王浴場之儀鳴弦控、皇子浴場之儀鳴弦などを務めた[2][4]。
1928年(昭和3年)1月19日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し[6][7]、研究会に所属して活動し死去するまで在任した[2][8]。
親族
脚注
- ^ a b c d e f g h i 『平成新修旧華族家系大成 上巻』81-82頁。
- ^ a b c d 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』34頁。
- ^ a b c 『華族畫報 下』609-610頁。
- ^ a b c d e f g h 『人事興信録 第10版 上』イ1頁。
- ^ 『官報』第3101号、大正11年12月1日。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、37頁。
- ^ 『官報』第317号、昭和3年1月21日。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、44頁。
- ^ 「井伊元子爵の三男」『朝日新聞』昭和23年7月28日.2面
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。
- 杉謙二編『華族畫報 下』吉川弘文館、2011年(華族画報社大正2年刊の複製)。
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※直虎は実態としては井伊家当主だが代数には含めない慣例である |