今村 泰二(いまむら たいじ、1913年12月4日 - 2004年12月28日)は、日本の動物学者で、ミズダニ研究の世界的権威。兵庫県出身。
生涯
ミズダニ類標本コレクション
1946年から1971年に国内外で収集されたミズダニ類の標本1,541点が、本人の生前からの希望もあり茨城大学理学部森野浩教授および茨城大学広域水圏科学教育研究センター菊地義昭教授ならびに日本大学大学院生物資源科学研究科安倍弘教授の尽力により、2005年に遺族からミュージアムパーク茨城県自然博物館(館長:菅谷博)へ寄贈された[1]。
標本の中には、28科59属154種10亜種のホロタイプ(正基準標本)が含まれており、学術的に大変貴重なものである。寄贈された標本は、「今村泰二ミズダニ類コレクション」として同博物館で保管されている[2][3]。
著書
- 『動物分類表』 北隆館 1958年
- 『楽しい動物教室 自然と動物と人生』 内田老鶴圃(老鶴圃新書)1961年
- 『新動物分類表』 北隆館 1961年
- 『おとぎの丘 自然紀行と動物エッセー』近代文芸社 1995年
- 『淡水動物の世界』 近代文芸社 1996年
論文
脚注
参考文献
外部リンク