前野博紀前野博紀(まえの ひろき、1970年3月26日[1] - )は、日本の芸術家であり華道家。福井県出身。東京在住。 人物その変幻自在な技巧や奇抜な構成により、作品を発表する度にまったく異なる作風の作品を創り出す奇才。そして作者の実体より「花匠前野」という屋号と、朝になると突然、超大型作品が出現することで、人々の驚きと噂だけが先に歩いた華道家。最近では、前野の創るその作品は華道の域を超え、近年人気を博している江戸時代の画家伊藤若冲の世界観に例えられ、「現代の若冲」と呼ばれる。その作品の大きさがまるで建築のようであることから「花の建築家」「花の錬金術師」、桜の大型作品が多いことから「桜の前野」との異名も持つ。また、数分で作り上げる大型のフラワーパフォーマンスのほかにも、明るいキャラクターや思わず頷きたくなる氏の発する言葉や語り口調も近年人気となり、講演会なども積極的に行っている。 ■兼任■ 草月流師範 NPO法人旅するクジラ 代表理事 SATOYAMAイニシアチブ国際パートナーシップ(IPSI)メンバー 東京若越クラブ会員 福井県ブランド大使 若狭おばま御食国大使 来歴1970年に福井県小浜市で生まれる。福井県立若狭高等学校、同志社大学文学部英文学科卒業。大学卒業後はホテルマンやビジネスインストラクターとしてサラリーマンの経験をし、30歳の時(2000年)より草月流に師事。その後、脱サラし、都内花屋にてアルバイトとして修行。2006年9月に独立し、「花匠前野 花教室」をオープン。華道家として活動を始動。株式会社花匠前野代表取締役。東京ミッドタウン(2008~2010)やスカイツリー開業時など大型商業施設での大型花作品の評判により、現在では都内数か所の一流ホテル(京王プラザホテル、品川プリンスホテル他)での大型花作品制作を担当している。2011年の東日本大震災以後は、環境省の「ガレキ広域処理活動」のサポートを通じ、被災地の子供のアート支援団体/NPO法人旅するクジラを設立。現在では、雑誌・新聞・ラジオ・テレビ出演は勿論、海外での作品展示・フラワーパフォーマンス等も積極的に行っている。また、子どもの未来教育の一環として、高校生に授業を行う「花楽(はながく)」を担当し、高等学校教育にも参画している。 大型花作品/花装飾/ディスプレイ
プロデュース・ディレクション/イベント/フラワーパフォーマンス/広告/講演
個展
花楽(はながく) 子どもの未来教育の一環としての活動
メディア・出版
脚注
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