北加賀屋駅
北加賀屋駅(きたかがやえき)は、大阪府大阪市住之江区北加賀屋二丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 四つ橋線の駅。駅番号はY20。 歴史
駅構造単式ホームと島式ホームを組み合わせた2面3線ホームの地下駅 (地下2階) で、2番線は同区緑木にある車両基地(緑木検車場)へとつながっている(1,3番線からも、2番線の住之江公園側延長上の線路に転線して車庫に入ることが可能)。車両基地があるために、早朝と夕方(土曜・休日は夕方のみ)は列車本数が多いため、終点の住之江公園駅まで運行することがダイヤの都合上困難な列車、または車両基地から出庫した列車は、北加賀屋を終着・出発とする。また、上り列車では稀ではあるが車両取り替えのため、住之江公園発当駅止まりが3番のりばに到着、そこに予め2番のりばに待機していた当駅始発の西梅田行きと接続とする場合もある。 四つ橋線の乗務員が所属する加賀屋乗務所が隣接しているため、当駅で乗務員交代を行う電車もある。 ホームの西端から東端までは8両編成分。御堂筋線用車両 (10両編成) の回送列車は停車の際に車掌の乗り降りのため、前寄り(運転士側)2両分がホーム外にはみ出る。通常の四つ橋線列車は6両編成で、停車位置でない住之江公園寄り約15メートルと、西梅田寄り約35メートルは柵でガードしている。 改札口は東西1か所ずつ設けられている。階段は下りホームは西寄り1号車のさらに西側と東寄り6号車のさらに東側、上りホームは東寄り6号車のさらに東側と2号車付近、エレベーターは下りホーム2 - 3号車連結面、上りホームは西寄り1号車のさらに西側、改札口行き昇り専用エスカレーターは下りホームの3号車付近にあるが、ホーム行き降りエスカレーター、および上りホームのエスカレーターはない。また、改札外にはエスカレーターはないが、東改集札寄りから南東側地上(1番口からさらに東方向)間にエレベーターが存在する。2018年8月より、西改集札寄りの4番口(北西側)にエレベーター新設工事が行われており、完成は2019年10月頃の予定である。 当駅は、大国町管区駅に所属しており、住之江公園駅の被管理駅である。 のりば
利用状況2023年11月7日の1日乗降人員は23,269人(乗車人員:11,756人、降車人員:11,513人)である[大阪府 1]。これは、四つ橋線全11駅中8位だが、四つ橋線から他線への乗り換えのない駅としては1位(乗り換え駅は上位7駅を独占)、四つ橋線単独駅では西梅田駅・肥後橋駅に次ぐ3位である。2016年までの6年間は横ばいまたは増加傾向であった。減少傾向の強い、玉出駅・花園町駅とは対称的である。
駅周辺駅の北側には工業地帯、南側には住宅地が広がっている。商業は加賀屋商店街が駅から少し離れた所にあり活気づいているほか、スーパーマーケット(マルナカ)や飲食店なども立地している。かつては大規模な工場が立地していたが倒産し、その跡地に大規模なマンションが建設された。 神社・公園
病院学校商業施設その他
バス路線最寄停留所は地下鉄北加賀屋および北加賀屋となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。
隣の駅脚注注釈出典本文
利用状況
関連項目外部リンク
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