2013年に、単色画についての学術的エッセイが初めて掲載された「Contemporary Korean Art: Tansaekhwa and the Urgency of Method 」が、ミネソタ大学出版により刊行。同書は、カレッジ・アート・アソシエーション (College Art Association) により主催される、美術分野における優れた論文を評価するチャールズ・ルフス・モーレー・アワード (Charles Rufus Morey Award) で最終選考に残った4作のうちのひとつに選ばれたが、これは近現代アジア美術論では初の快挙である。2014年以来からはじまった韓国や米国での単色画を検証する展覧会の相次ぐ開催は、単色画に対する美術批評的かつ商業的な再評価へのきっかけとなった。[2][3][4][5][6]