大野町駅(おおのまちえき)は、愛知県常滑市大野町にある名鉄常滑線の駅である。駅番号はTA17。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。ホーム有効長は6両分。
改札口は名古屋方面ホームに1か所ある。空港方面ホームへは跨線橋でつながっている。エレベーターはなく、空港方面ホームにはスロープもないため車椅子で空港方面へ向かう場合はいったん名古屋方面へ行ってから折り返し乗車となる。
駅集中管理システム(管理駅は常滑駅[8])導入済みの無人駅で、自動券売機・改札機・精算機を備えている。大野祭りなどのイベントが開催される際には臨時に駅員が配置される。
かつては太田川方面に渡り線があった[9][10]。また当駅で名古屋方面へ折り返す列車も存在した[注釈 3]が、現在は渡り線が撤去されているため当駅での折り返しはできない。そのほか朝に常滑方面、夜に名古屋方面へ向かう特急が特別停車していた。
配線図
大野町駅 構内配線略図
← 太田川・ 名古屋方面 |
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→ 常滑・ 中部国際空港方面 |
凡例
出典:[11] |
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,581人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中163位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中18位であった[12]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は5,093人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中92位、常滑線・築港線(24駅)中13位であった[13]。
「とこなめの統計」によると、当駅の一日平均乗降客数は以下の通り推移している。
年度
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1日平均 乗降人員
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2002年(平成14年)
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3,063
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2003年(平成15年)
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3,009
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2004年(平成16年)
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3,036
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2005年(平成17年)
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3,119
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2006年(平成18年)
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3,066
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2007年(平成19年)
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3,119
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2008年(平成20年)
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3,001
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2009年(平成21年)
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2,890
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2010年(平成22年)
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2,827
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2011年(平成23年)
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2,705
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2012年(平成24年)
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2,519
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2013年(平成25年)
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2,581
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2014年(平成26年)
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2,472
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2015年(平成27年)
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2,454
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2016年(平成28年)
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2,421
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かつては大野海水浴場への観光客などの利用者で賑わったが、近年は減少傾向である。
駅周辺
主な施設
路線バス
隣の駅
- 名古屋鉄道
- TA 常滑線
- □ミュースカイ・■特急・□快速急行
- 通過
- ■急行
- 新舞子駅 (TA16) - 大野町駅 (TA17) - (一部西ノ口駅 (TA18)) - 常滑駅 (TA22)
- ■準急
- 新舞子駅 (TA16) - 大野町駅 (TA17) - 常滑駅 (TA22)
- ■普通
- 新舞子駅 (TA16) - 大野町駅 (TA17) - 西ノ口駅 (TA18)
脚注
注釈
- ^ 鉄道講習会『いろは別鉄道駅名鑑 大正3年12月10日現在』p.25 ではすでに「大野町」となっている。
- ^ 1980年代までの「高速」(料金不要特急に相当する種別)も太田川以南では尾張横須賀と共に停車駅であった。また、特急増発前に休日に常滑発が1本だけ存在した特急(全車座席指定)も尾張横須賀と共に停車していた。
- ^ 現在の車両の方向幕・行き先表示等には「大野町」の表示設定が残っているものもある。
出典
関連項目
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大野町駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク