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妙安寺 (坂東市)

妙安寺
妙安寺の本堂
所在地 茨城県坂東市みむら1793
山号 一谷山
院号 最頂院
宗派 真宗大谷派
創建年 天福元年(1233年
開山 成然
文化財 聖徳太子木像(茨城県指定文化財)、木造十一面観音立像(坂東市指定文化財)
公式サイト 坂東市 妙安寺(真宗大谷派)
法人番号 9050005004702 ウィキデータを編集
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妙安寺(みょうあんじ)は、茨城県坂東市にある真宗大谷派寺院

歴史

1233年天福元年)、成然によって開山された。成然は親鸞の高弟「二十四輩」の一人で、俗名「九条幸実」という九条家出身の公卿であった。当時、幸実は下総国猿島郡一ノ谷村(現・茨城県猿島郡境町)に流されていた。そして常陸国茨城郡稲田(現・茨城県笠間市)に親鸞がいることを知り、親族でもあったため度々親鸞の下を訪れた。そして遂に親鸞に弟子入りし、「成然」を名乗ることになった[1]

1232年貞永元年)、親鸞は都に帰還することになり、成然は親鸞より形見の品々が渡され、新しい寺を創建して布教するように教示した。その後、成然は聖徳太子霊夢を見て、現在地にあった太子ゆかりの最頂院跡地に寺を創建した[1][2]

なお、起源を同じくする寺として、群馬県前橋市妙安寺がある。この寺も山号院号が同じ「一谷山最頂院」であり、真宗大谷派に属している[3]。また成然が建てた寺として、一ノ谷の妙安寺もある。この寺は山号は同じで院号が異なる「一谷山大法院」であり、真宗大谷派に属している[4]

文化財

  • 聖徳太子木像(茨城県指定文化財 昭和38年8月23日指定)[5]
  • 木造十一面観音立像(坂東市指定文化財 平成17年1月25日指定)[6]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b 妙安寺(三村)真宗教団連合「親鸞聖人を訪ねて」
  2. ^ 歴史妙安寺
  3. ^ 妙安寺(前橋)真宗教団連合「親鸞聖人を訪ねて」
  4. ^ 妙安寺(一ノ谷)真宗教団連合「親鸞聖人を訪ねて」
  5. ^ 聖徳太子木像茨城県
  6. ^ 市指定文化財坂東市

外部リンク

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