宙船/do! do! do!
『宙船(そらふね)/do! do! do!』(そらふね/ドゥー! ドゥー! ドゥー!)はTOKIOの35枚目のシングル。2006年8月23日にユニバーサルミュージックから発売された[4]。 前作『Get Your Dream』から約2か月ぶりのCDシングルであり、『自分のために/for you』からから約1年10か月ぶりの両A面シングルである。 1曲目の「宙船(そらふね)」は、日本テレビ系ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』の主題歌[5]、2曲目の「do! do! do!」は、マイクロソフト『Xbox 360™』のCMソング[6]にそれぞれ使用された。 「宙船(そらふね)」は、2007年3月に開催された第79回選抜高等学校野球大会の開会式入場行進曲に採用された[7]。 制作宙船(そらふね)TOKIOに提供される経緯は、ジャニーズ事務所より依頼があり、中島みゆきが自身のオリジナルアルバム『ララバイSINGER』の主柱にする曲としてレコーディングしようとしていた「宙船」の提供をTOKIOに持ち掛けたためである[8]。中島はこの楽曲の作詞が評価され、第48回日本レコード大賞の作詞賞を受賞した[9]。 編曲を担当した船山基紀によると、編曲は船山名義だが、製作には長瀬智也も大きく関わっていたという。作詞作曲を担当した中島から「あまり私のイメージじゃなくて、TOKIOのイメージでやって欲しい」とのリクエストがあり、船山が悩んでいたところ、長瀬が船山の元に自分で演奏しボーカルまで収録したデモテープを持参した。それを聞いた船山は衝撃を受け、「このまま発表しても何の問題ないくらいの完成度だと思った」そうだが、レコード会社や事務所の意向もあって、より派手な曲になるようにアレンジを施した。また、レコーディングもほとんど長瀬に任せきりの状況だった様で、長瀬の強いこだわりが編曲に生かされている様である[10]。なお、中島の初期の作品の多くの編曲を手掛けた船山だが、中島と編曲の打合せをしたのはこの「宙船」が初めてで、かつ中島と二人だけで話をしたのも、この打合せ後に車で送っていった時の一回きりだという[11]。 通常盤初回プレス収録のAcoustic version[4]、TOKIO10作目のアルバム『Harvest』の通常盤初回プレス付属の特典CD収録のOrchestra versionなど[12]、複数のヴァージョンを有する。 リリース2006年8月23日にユニバーサルミュージックから初回盤A、初回盤B、通常盤初回プレス、通常盤の4形態で発売された。 2009年6月24日にJ Stormより通常盤仕様で再発売され[13]、ユニバーサル ミュージックから発売された初回限定盤全種類と通常盤は廃盤となった[14][15][4][16]。 記録今作は2006年9月4日付のシングルオリコンチャートで初登場首位を獲得し[3]、TOKIOのシングルではシングルオリコンチャート首位は5作目となる。6週連続TOP5入り、9週連続TOP10入りを記録した。また、今作と同年2月8日リリースの「Mr. Traveling Man」を合わせ、同年にシングル2作がオリコンチャート初登場1位になったのはTOKIOにとって初である。 チャートイン数は62回を記録[3]、それまで最長記録であった『AMBITIOUS JAPAN!』の記録(32回)を大幅に更新、TOKIOの作品(シングル・アルバム・DVD)では最長記録。2006年(平成18年)の年間オリコンチャートでは15位となった[17]。翌年の2007年(平成19年)の年間チャートでも85位となり、自身初の同一作品で2年連続のトップ100入りを果たした。 売上の面では前作「Get Your Dream」を初動のみで、同年にオリコン首位を獲得した「Mr.Traveling Man」を2週目で、2003年にオリコン首位を獲得した「AMBITIOUS JAPAN!」を3週目でそれぞれの累計売上を上回った[要出典]。TOKIOのシングルとしては、1994年(平成6年)9月発売のデビュー曲「LOVE YOU ONLY」に次いで、2番目の売上である[18][注釈 1]。「宙船」の着うたダウンロード件数は100万件を突破[2]、ジャニーズ事務所所属アーティストの楽曲で着うたダウンロードがミリオンを突破したのはこの曲が初となる[要出典]。 収録曲初回限定盤A
初回限定盤B
通常盤初回プレス
通常盤
メディアでの使用
収録アルバム
映像作品宙船(そらふね)
do! do! do! カバー
脚注注釈
出典
外部リンク
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