小松寺(こまつじ)は、千葉県南房総市千倉町大貫[1]にある、真言宗智山派の寺院。山号は檀特山。本尊は薬師如来。
概要
寺伝によると、文武天皇代に役小角が草庵を建てたのが始まりという。
718年(養老2年)役小角の古蹟を調べ、巨松山檀特寺と称し創建する。
831年(天長8年)円仁は山王権現を祀り、天台宗となる。
920年(延喜20年)、国司の小松民部正寿は七堂伽藍を建立し、檀特山小松寺と改める。寺領500石を寄進する。1374年(応安7年)高階吉正は梵鐘を寄進する。1590年(天正18年)里見義康は寺領53石を寄進する。
文化財
重要文化財(国指定)
千葉県指定文化財
- 梵鐘 - 応安7年銘(1374年)
- 木造薬師如来立像
南房総市指定文化財
本節の出典:「歴史・文化財」(南房総市サイト、2019年6月2日閲覧)
交通アクセス
隣の札所
- 安房国札三十四観音霊場
- 25 真野寺 -- 26 小松寺 -- 27 住吉寺
外部リンク
脚注