山岸潤史
山岸 潤史(やまぎし じゅんし、1953年6月6日 - ) は、三重県伊勢市生まれの[1][2]米国ルイジアナ州ニューオーリンズを拠点に活動するギタリスト。パパ・グロウズ・ファンクとワイルド・マグノリアスでギターを担当していたことでも知られる。 来歴山岸は1970年代初頭より、日本のブルース、ジャズ・シーンで活動。1972年に、永井"ホトケ"隆 (Vo)塩次伸二(G)小堀正(B)松本照夫(Dr.)といった面々とウエスト・ロード・ブルース・バンドを結成。当時活況を呈していた関西のブルース・シーンにおいて、彼らは草分け的存在として知られるようになった。 1975年、山岸はソウル・バンドのソー・バッド・レビューに加入。1979年には、初の自己名義のアルバム「REALLY?!」をリリースした[1] 。 1980年代には、バンド・Myx(ミックス)、チキンシャックで活動、1990年代になると、デイヴィッド・T・ウォーカー、ジェイムズ・ギャドソンらとBAND OF PLEASUREを結成。3枚のアルバムをリリース後、解散した。 1995年、山岸は日本で積み上げたキャリアを捨て、ニューオーリンズへ移住。近年も拠点に活動を続けている。現地で活動するようになってから、彼は前述の2バンドの他、アール・キング、ヘンリー・バトラー、ダヴェル・クロフォード、マーヴァ・ライト、ジョージ・ポーターJr.ら数多くのミュージシャンとの共演を重ねた。 2007年には、ウエスト・ロード・ブルース・バンド時代からの旧知の仲である塩次伸二とともにオール・ブルース・アルバム『トゥギャザー・アゲイン〜ブルース・イン・ニューオーリンズ』をニューオーリンズで録音。当作は、ジョン・グロウ、マーヴァ・ライトら地元ミュージシャンが参加した。 2010年、2014年には、サウスの有山じゅんじとアコースティック・ギター・デュオ有山岸として、細野晴臣がゲスト参加し、上田正樹をフィーチャーしたアルバム等を作成した。 2012年にはチキンシャックを再結成し、リユニオン・ツアーを行う。2013年6月には23年ぶりにオリジナル・アルバムをリリースし[3]、当年にもツアーを行った。 2014年7月25日、フジロックフェスティバルで、すでに亡くなっていた砂川正和以外の6人で、ソー・バッド・レビューの一日限定の再結成ライブを行った[4]。 KenKen、元パパ・グロウズ・ファンクのジョン・グロウらと結成したバンド・Funk On Da Tableが2018年2月、ツアー・デビュー。同年9月、ニューオーリンズのティピティーナスで同バンドとして初公演を行い、翌2020年ライヴ盤『Live at Tipitina's in New Orleans』としてリリース[5]。 ディスコグラフィーソロ作
ウエスト・ロード・ブルース・バンド
チキンシャック
バンド・オブ・プレジャー
ワイルド・マグノリアス
パパ・グロウズ・ファンク
有山岸
Funk On Da Table
CMYAKINIKU AllStars
脚注出典
外部リンク |