御殿場西高等学校御殿場西高等学校(ごてんばにし こうとうがっこう)は、静岡県御殿場市に所在する私立高等学校。
通称は、御殿場西高校。「御西(ごにし)」「西高(にしこう)」と呼ばれることが多い。建学の精神は「誠実で、良識と豊かな心を持ち、実行力があり、地域に貢献できる人材を輩出する。」であり、「誠実・友愛・勇気」を校訓としている。校章のモチーフとなっているのは「ふじいばら」であり、第2代理事長の勝間田芳壽氏がデザインしたものである。 年表7月 - 地元⺠の要望により設⽴委員会(発起⼈会)発⾜ 10月 - 新校舎建設⼯事着⼯ 1月 - 学校法⼈東駿学園並びに御殿場⻄⾼等学校設⽴認可 2月 - 初代理事⻑ 江藤栄 就任 3月 - 第⼀校舎1号館竣⼯ 4月 - 初代校⻑ 勝間⽥芳麿 就任 開校 ⼊学式(普通科・商業科) 3月 - 第⼀校舎2号館竣⼯ 8月 - 柔道場・室内体操場竣⼯ 10月 - 校歌制定(宮沢章⼆作詞 岡本敏明作曲) 3月 - 体育館竣⼯ 1月 - 庭球コート完成 9月 - 野球施設の充実(雨天ブルペン・ベンチ・屋外照明等) 2月 - 初代理事長 江藤 栄 退任 2月 - 第2代理事長 勝間田 芳麿 就任 10月 - 創立10周年記念式典挙行 6月 - 第1回 富士山清掃 4月 - 定員増(普通科220・商業科100) 3月 - 本館竣工 10月 - 創立15周年・本館落成記念式典挙行 8月 - 昇降口棟竣工 1月 - 第一校舎1号館3教室増築 4月 - 定員増(普通科250・商業科100) 10月 - 創立20周年記念式典挙行 1月 - 格技棟竣工(1階柔道場・2階剣道場) 4月 - 定員増(普通科337・商業科100) 4月 - 定員増(普通科384・商業科100) 1月 - 献血1万人達成・県表彰 3月 - 第一校舎3号館竣工 4月 - 定員増(普通科431・商業科100) 4月 - 定員減(普通科337・商業科100) 4月 - 定員減(普通科290・商業科100) 不明 - 特進コース開設 1月 - 献血1万5千人達成・表彰 3月 - 第64回選抜全国高等学校野球大会(春の甲子園)出場 3月 - 初代校長 勝間田 芳麿 退任 4月 - 第2代校長 勝間 芳壽 就任 4月 - 商業科廃止、普通科5コース制(特進・進学・普通・国際・情報処理) 定員390名 10月 - アカデミックセンター(第二校舎)竣工 5月 - 日本善行会 全国表彰 9月 - 献血2万人達成・表彰 4月 - 一部コース変更 普通コースを総合コースとする。定員390名 5月 - 日本善行会 全国表彰 4月 - 募集定員 385名 4月 - 募集定員 375名 10月 - 創立30周年記念式典 10月 - カーディニア・インターナショナル・カレッジと姉妹校提携 10月 - 高鳳高級工家職業学校と姉妹校提携 10月 - 華州工業家事職業学校と姉妹校提携 4月 - 募集定員 376名 4月 - 募集定員 372名 4月 - 募集定員 360名 4月 - 募集定員 346名 4月 - 募集定員 346名 4月 - 募集定員 324名、完全コース制スタート 、2学期制スタート 5月 -創立40周年記念事業として、耐震・防音・改修工事着工 1月 - 防音一期工事完成(1号館・2号館) 3月 - 耐震工事完成(本館・1号館・2号館) 6月 - 防音二期工事完成(本館) 9月 - 学生ホール(同窓会館)完成 3月 - 防音三期工事完成(アカデミックセンター) 3月 - 第2代理事長 勝間田芳麿 退任 4月 - 学園長 勝間田 芳麿 就任 4月 - 第3代理事長 勝間田 芳壽 就任 11月 - 理事長 勝間田 芳壽 文部科学大臣表彰 2月 - 新学生寮(第1学生寮)竣工 2月 - 体育館耐震改修工事完了 8月 - 昇降口改修工事完了 3月 -新学生寮(第2学生寮)竣工 4月 -献血活動「厚生労働大臣表彰」 4月 - 第3代校長 菊池 基 就任 5月 - 創⽴50周年記念事業として、スカイホール竣⼯ 10月 - 創⽴50周年記念式典挙⾏ 4月 - 普通科4コース制(特進・進学・ITビジネス・未来創造) 4月 - スマホが回収制になり、敷地内での利用が禁止される 4月 - 第4代校長 大塚 勇介 就任 4月 - 放課後敷地内でのスマホの使用が可能に 4月 - 第5代校長 勝間田 貴宏 就任 4月 - 普通科3コース制(特別選抜・フロンティア探究・未来探究) 5月 - 学校公式のTiktokアカウント開設 10月 - 学生ホールにテラス席設置 10月 - 初の一般公開文化祭 11月 - フォンサムット駐日ラオス大使訪問 歴史1967年創立。創立前、沼津や三島方面の全日制高校には汽車で2時間近くかけて通学する御殿場地区の生徒が溢れていた。そうした中で「地元の子は地元で」という地域住民の願いにこたえる形で、勝間田芳麿氏が高校を創立することを決意した。普通科と商業科の2つの科が存在したが、平成4年度に商業科を廃止し、普通科でのコース制度となった。同年には第64回選抜全国高等学校野球大会(春の甲子園)に初出場した(投手は元千葉ロッテの小野晋吾)。 平成7年度、オーストラリアのビクトリア州ジロング市にカーディニア・インターナショナル・カレッジ(Kardinia International College)を創立し、国際教育が本格的にスタート。高鳳高級工家職業学校(台湾)華州工業家事職業学校(台湾)と姉妹校提携を結んだ。平成28年には創立50周年を迎え、4コース体制(特進・進学・ITビジネス・未来創造)での教育活動を実践し、カーディニア校への留学、海外研修(オーストラリア、タイ、イタリア)などグローバル教育も力を入れてきた。令和3年度からは新カリキュラムのもと、新コース制度で新たなスタートを切り、学校改革が進んでいる。また、コロナ禍を契機にICT活用が浸透し、ChatGPTを活用した授業研修なども積極的に取り入れている。 通学手段等
主な行事
教育の特徴
生徒の主体性を育む教育を実践している。校則も生徒主体で改正が行われている。また、生徒会が中心となり、学校行事も生徒主体で実行していく校風となっている。また、社会で生きていく上での自立と自律を促すことも重要視している。
生徒のキーコンピテンシーとなる思考力・判断力・表現力を向上させるために、アクティブラーニング型授業により、授業を行っている。また、英語4技能教育にも力を入れており、外国語コミュニケーション能力の向上も重視した教育を行っている。 多彩な留学制度を設け、幅広いニーズに対応している。オーストラリア、アメリカ、カナダ、ニュージーランドの4カ国から選ぶことができ、1年間もしくは3ヶ月の留学を行う。またサマーショートプログラムとしてオーストラリアに3週間のプログラムもある。国内での短期留学制度もあり、グローバルな人材の育成に力を注ぐ。また、オンラインでの留学やバーチャルホームステイといった独自プログラム(無料)を行い、ICTの強みを活かした活動も行っていた。英語コミュニケーション能力の向上につながるプログラムが充実している。さらに、国際系ボランティアも多彩であり、国際系学部に進学したい生徒が多く参加している。 また、海外研修旅行でオーストラリア、タイ、イタリアの3コースから選択することが出来る。ホームステイやフィールドワークを通して、語学力の向上だけでなく、異文化理解を深め、21世紀型コンピテンシーの向上を目指している。令和5年度からは海外3コース、国内1コースに切り替え、SDGs的な学びを中心とした内容となる予定。
新型コロナウイルス感染症の影響で2カ月間の休校措置を取ったが、その期間はZOOMでのオンライン授業を実施した。英国数を中心に基礎~難関受験対策までのレベル別の特別講習を行った。これを機に、ICT教育に本格的に移行し、令和3年度からは一人一台パソコン体制となり(年次進行)、校内WiFi環境の整備が完了した。全教室へのさらに、アダプティブラーニング教材を導入し、生徒の理解度に合わせた問題演習をし、学びの最適化を目指す。授業もICTを活用したアクティブラーニング型の授業を実施し、「主体性・協働性・多様性」を伸ばすことにつなげている。
特進コースは国公立大学への合格率は50%以上であり、県内でも非常に高い数字を達成している。それ以外にも、早慶上理などの難関私立大学にも毎年複数名が合格するなど、高い進路実績を残している。学習サポートが充実しており、小論文指導、徹底的な面接指導(英語含む)などといった、教員からのサポートも充実している。また、就職内定率100%を達成している。生徒たちが高校生活の中で様々なキャリアへの認識を高めるための教育を行っている。一年次からの段階的なキャリア教育を行い、卒業までにキャリアビジョンを高めていく。また、令和3年度からは、これまでの学習サポートに加え、「ICT」「グローバル」「探究」といった新たな分野が加わり、「Assist 7」として、これまで以上に充実したサポートを行なっている。
SDGs(持続可能な開発目標)教育を実施している。教科書の内容にリンクさせながら、授業内での探求を行う授業もある。また、校内にはSDGsのポスターであふれ、一人一人の生徒のSDGsに対する意識を高めている。令和3年度から「SDGs委員会」が発足し、生徒主体で様々な活動を行っている。7月16日(金)の「あさチャン!」(TBS)で紹介された。
ラブラドール・レトリバー2頭(アンディとカール)による動物介在教育を実施している。様々な悩みを抱える生徒たちに対するカウンセリング活動の一つとして、ドッグセラピーを行い、心のケアをしている。主な活動としては、朝の挨拶運動や昼休みのふれあいタイムがある。 部活動部活動
姉妹校・系列校
補足
著名な出身者プロ野球
プロゴルファー競輪芸能
関連項目 |