恵安県(けいあん-けん)は中華人民共和国福建省泉州市に位置する県。
歴史
981年(太平興国6年)、北宋により晋江県東部に新たに恵安県が設置される。
行政区画
下部に15鎮、1民族郷を管轄する
- 鎮
- 螺城鎮、螺陽鎮、黄塘鎮、紫山鎮、洛陽鎮、東園鎮、張坂鎮、崇武鎮、山霞鎮、塗寨鎮、東嶺鎮、東橋鎮、浄峰鎮、小岞鎮、輞川鎮
- 民族郷
言語
主に閩語の閩南語が話され、泉州の市街地に近い発音である。
経済
良質の花崗岩が取れる恵安県は古くから「石彫之郷」と呼ばれ、県内には、崇武鎮を中心に多くの石材、彫刻メーカーが集中しており、日本、欧米などにも多くの製品を輸出している。特に地理的に近い日本へは、墓石、石像、石材などの輸出が盛んである。
他には、繊維工業などの軽工業、タチウオ、コウイカ、ウナギなどの漁業、水産加工業、リュウガン、油柑などの果樹、サトウキビ、落花生などの農業が盛ん。
交通
鉄道
道路