朝日龍克宗
朝日龍 克宗(あさひりゅう かつひろ、1995年4月22日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で、朝日山部屋(入門時は尾車部屋)所属の元大相撲力士。本名はバトゾリグ・デンゼンサムブー。身長182cm、体重127kg。最高位は東幕下23枚目(2017年3月場所・11月場所・2018年11月場所)。 来歴デンゼンサムブー少年はモンゴル時代には柔道に親しみ、16歳の時にモンゴルで2位になっている[1]。2013年に日本の鳥取城北高校に相撲留学すると[2]、相撲部のレギュラーとして[3]3年次に選抜高校相撲宇佐大会で団体優勝、個人3位などの実績を残した[4]。高校卒業後の2015年からは鳥取県体育協会に就職した[5]。しかし、もともとプロ入りの意向を持っていたため[1]、朝日山親方(元関脇・琴錦)の内弟子として尾車部屋に入門し[6]、2016年3月の新弟子検査に合格した[7]。 新弟子検査合格後は尾車部屋で朝日山の指導を受けながら[8]興行ビザの取得を待ち[9]、「朝日龍」の四股名で2016年5月場所で初土俵を踏んだ。場所後の6月1日付で尾車部屋から朝日山が師匠を務める朝日山部屋が独立することが認められると、これに同行して7月場所からは朝日山部屋の所属力士となった[10]。7月場所直前には横綱日馬富士から指導をしたいと声をかけられて横綱の所属する伊勢ヶ濱部屋へ行くなど積極的な出稽古をこなし[11]、序ノ口だった同場所は6勝1敗の好成績で終えた。続く9月場所は序二段で6勝1敗で終えて、11月場所では三段目に昇進。三段目では7戦全勝で優勝決定戦まで進んだが、常幸龍に敗れて三段目優勝はならなかった[12]。 2017年1月場所は新幕下で初日から土つかずの6連勝としたが[13]、幕下優勝のかかる全勝同士の7番相撲で石橋に敗れて幕下優勝はならなかった[14]。同年夏巡業から一門の横綱である日馬富士の付け人を務めた[15]が、日馬富士は11月場所限りで引退したため、日馬富士の付け人は短期間で終わった。 2017年11月場所からは軽量が祟って2場所連続負け越し。相手に胸を合わせられると苦戦した[16]。 2019年1月26日、本人のTwitterにて2018年11月場所で引退となった旨の投稿があった[17]。 引退後はモンゴルへ帰国し、ウランバートルで家業を手伝っていくとのことである。 エピソード
主な成績通算成績
場所別成績
改名歴
脚注
関連項目外部リンク
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