柏たなか駅
柏たなか駅(かしわたなかえき)は、千葉県柏市小青田五丁目にある、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの駅である。駅番号はTX14。 歴史「農あるまちづくり」をテーマに街づくりが進められている地域である。利根川を背後に古くから豊かな農地によって育まれてきた緑豊かな地域で、農との交流で創る健康でやすらぎのある暮らし、都市と農業の共生を目指す[2]。 年表駅名の由来当地の現市名である「柏」と旧村名の「田中」より。計画中の駅名の仮称は「柏北部東駅」であった。 駅構造駅舎高架の軌道が膨らんだことにより駅になるということを意識して設計された。外装は利根川の流れや魚をイメージしており[4]、断面は変形楕円の形を採っている。設計は、渡辺誠(アーキテクツオフィス)、施工は、大成・三井住友・松村特定建設工事共同企業体により行われた。
のりば
当駅は台地と谷戸の間の斜面にあること、田中調節池の周囲堤を越えるために線路が高い位置にあることから、1階が機械室、2階が事務所・改札、3階がホームとなっている。
利用状況2023年度の1日平均乗車人員は7,565人である[利用客数 1]。 開業以来の1日平均乗車人員推移は下表の通りである。
駅周辺駅西側には常磐自動車道(柏インターチェンジ)、南側には国道16号、千葉県道7号我孫子関宿線が走る。 駅周辺は当路線沿線開発の一環として独立行政法人都市再生機構 (UR) が開発事業を進めており、駅西側はつくばエクスプレスタウンとして大規模開発が行われており、マンションや新興住宅街が形成されている。また、開発区域の南側は工業団地となっている。駅東側の大室地区は斜面林が中心の長閑な地域であり、住宅が点在する。それを越えると東急不動産によって開発された計画住宅街「東急柏ビレジ」がある。 当駅は下総台地の外れに位置するが、守谷方面の利根川沿いは低地となっており、低地には広大な利根川遊水地や田園地帯が広がる。付近の地名は正式には小青田(こあおた)であるが、地元ではこうだ(こおだ)とも発音されている[6]。 東側(大室・吉祥院方面)
西側(柏たなか病院・十余二工業団地方面)
バス路線東口に「柏たなか駅東口」、西口に「柏たなか駅西口」の停留所があり、柏市田中・富勢地区を経由して柏駅に向かう路線バスと、市立柏高校・野田市方面への路線バスが発着する。従来は西口のみに停留所があったが、2019年12月9日から北柏駅 - 当駅 - 市立柏高校便の発着便が新設の東口バス停に移設された[8]。
隣の駅脚注記事本文出典
利用状況
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