波号第二百二十二潜水艦 |
---|
基本情報 |
---|
建造所 |
川崎重工業泉州工場 |
---|
運用者 |
大日本帝国海軍 |
---|
艦種 |
潜水艦 |
---|
級名 |
波二百一型潜水艦 |
---|
艦歴 |
---|
計画 |
マル戦計画 |
---|
起工 |
1945年5月15日 |
---|
最期 |
1945年8月17日工程15%で工事中止 |
---|
その後 |
1946年6月解体終了 |
---|
要目(計画時) |
---|
基準排水量 |
325トン |
---|
水中排水量 |
440トン |
---|
全長 |
53.00m |
---|
水線長 |
44.70m |
---|
垂線間長 |
50.00m |
---|
幅 |
3.70m |
---|
吃水 |
平均3.44m |
---|
機関 |
海軍型中速四〇〇馬力内火機械1基 蓄電池 一号三十三型甲120個 主電動機 特E型改一直流電動機 1,250馬力 1基 巡航用電動機 直流電動機 32馬力 1基 |
---|
推進 |
1軸 |
---|
出力 |
水上 400bhp 水中 1,250shp |
---|
速力 |
水上 10.5ノット 水中 13.0ノット |
---|
燃料 |
重油25.2トン |
---|
航続距離 |
水上 3,000カイリ/10ノット 水中 50カイリ/2ノット |
---|
潜航深度 |
100m |
---|
乗員 |
定員25名 特修兵教員最大21名 |
---|
兵装 |
7.7mm機銃 単装1基 九五式潜水艦発射管三型2門(艦首) 九五式二型魚雷4本 |
---|
レーダー |
13号電探1基 |
---|
ソナー |
水中聴音装置1組 |
---|
テンプレートを表示 |
波号第二百二十二潜水艦[注釈 1](はごうだいにひゃくにじゅうにせんすいかん)は、日本海軍の未成潜水艦。波二百一型潜水艦の22番艦[注釈 2]。戦後解体された。
艦歴
マル戦計画の潜水艦小、第4911号艦型の22番艦、仮称艦名第4932号艦として計画。1945年5月15日、川崎重工業泉州工場で起工。
6月7日、波号第二百二十二潜水艦と命名されて波二百一型潜水艦の20番艦に定められ[注釈 2]、本籍を舞鶴鎮守府と仮定。
終戦時未成。8月17日、工事中止が発令され工程15%で工事中止。
1946年5月から6月にかけて、川崎重工業泉州工場で解体された。
脚注
- 注釈
- ^ 本来の艦名表記は波號第二百二十二潛水艦。
- ^ a b 本艦が艦艇類別等級別表に登載された1945年6月7日時点で、波号第218潜水艦と波号第219潜水艦が同表未登載のため、1945年6月7日時点で法令上は20番艦、これら2隻を含めると通算で22番艦となる。
- 脚注
参考文献
- 海軍省
- 昭和20年3月15日付 内令員第519号。
- 昭和20年6月7日付 達第130号ノ2、内令第517号、内令第519号、内令員第1115号。
- 世界の艦船 No. 469 増刊第37集 『日本潜水艦史』、海人社、1993年。
- 世界の艦船 No. 791 増刊第114集 『日本潜水艦史』、海人社、2013年。
- 日本造船工業会 『S-61 波號第二〇一潜水艦型 一般計画要領書』。
- 福井静夫 『写真 日本海軍全艦艇史』、ベストセラーズ、1994年。ISBN 4-584-17054-1
- 福井静夫 『昭和軍艦概史III 終戦と帝国艦艇 -わが海軍の終焉と艦艇の帰趨-』、出版共同社、1961年。
- 防衛研修所戦史室 戦史叢書 第88巻 『海軍軍戦備(2) -開戦以後-』、朝雲新聞社、1975年。
- 丸スペシャル No. 43 日本海軍艦艇シリーズ『日本の潜水艦III』、潮書房、1980年。
- 丸スペシャル No. 132 日本海軍艦艇発達史『日本の潜水艦I』、潮書房、1988年。
- 明治百年史叢書 第207巻 『昭和造船史 第1巻(戦前・戦時編)』、原書房、1977年。