海星中学校・高等学校 (三重県)
海星中学校・高等学校(かいせいちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、三重県四日市市追分一丁目にある私立の中学校・高等学校。 中高一貫教育の6年制(特別教育コース)と高等学校単独の3年制(進学特別コース・進学コース・国際数理コース)がある。 概要カトリック系のエスコラピオス修道会によって設置された教育機関である。2021年(令和3年)3月まで三重県で唯一の男子校であったが、2021年(令和3年)4月入学生から「3年制高等学校進学コース」を除き、男女共学となった[1]。 沿革「学園の沿革」、「沿革・歴史|学校法人南山学園」を参照(2022年3月1日確認)
部活動運動部は、硬式野球部、サッカー部、剣道部、柔道部、フェンシング部、陸上部、合気道部などがあり、文化部は、吹奏楽部、インターアクト部、英会話部、写真部、物理部、陶芸部、天文部などがある。 高校・硬式野球部春・センバツ
※ 通算2回出場:2勝2敗 夏・選手権
※ 通算11回出場:7勝11敗 追記全国高等学校野球選手権大会では読み・漢字表記も同じ長崎の海星高等学校と、甲子園実施の全国大会ならではの全く同じ高校名同士での対戦を2度行ったことがある(両校は共に聖母マリアの別名「海星」を校名由来としたキリスト教系学校で、兄弟校ではない)。1度目は1972年(昭和47年)夏の対戦で長崎県側の勝利、2度目は1989年(平成元年)夏の対戦で三重県側の勝利だった。1989年(平成元年)ではスコアボードには文字数の関係で三重の海星は「三・海星」、長崎の海星は「長・海星」と表記され、またNHK高校野球中継のテロップでは同様に三重の海星は「海星・三重」・「海三」と、長崎の海星は「海星・長崎」・「海長」と表示された。甲子園での同名校対決はこの2例のみである。 その他の部活動2008年(平成20年)度より、中学校にも軟式野球部が設立され、初代監督に、2007年(平成19年)夏まで高等部監督を20年勤めた湯浅和也の就任。2010年(平成22年)3月開催の全国大会「第1回全日本少年春季軟式野球大会」への出場が決定し、早くも全国で屈指の強豪校として知られている。 サッカー部は、2006年(平成18年)度U-18三重県Aリーグに優勝し、2007年(平成19年)度東海プリンスリーグ二部への昇格を決めている。 また、2006年(平成18年)(度インターハイ県予選では準優勝。新人戦では優勝している。 部活動の状況かつて硬式野球部は、夏の全国高等学校野球選手権大会に過去11回出場し、甲子園大会においても春1回・夏2回ベスト8入りと三重県内でも有数の強豪校だった。しかし近年の甲子園出場へは1999年(平成11年)春の選抜高等学校野球大会を最後に、20年近くも遠去かってしまった。その要因として、三重高校の復活(2014年夏の高校野球選手権では準優勝)や、宇治山田商・菰野高校・いなべ総合学園らの台頭、又三重県勢から初出場校の増加などが挙げられる。 サッカー部は2年連続の県大会での優勝(インターハイ出場)やプリンスリーグ2部での活躍を収めている。テニス部やフェンシング部、陸上部、アーチェリー部も全国大会へ出場している。 文化部については、吹奏楽部、インターアクト部、図書部、美術部、写真部、映画研究部などが活躍している。 教育システム4月~10月初旬までを前期、10月中旬~翌年3月までを後期とする、2学期制を採用しているため、秋休みがあり、定期考査の回数は3学期制の学校より1回少ない。50分授業6-7限。 進路状況卒業生の8割程度が大学に進学し、残りは短期大学・専門学校・就職などである。 学校生活
校内施設校内には三重県では珍しく、学生食堂が設置されている。また、聖ヨゼフ・カラサンス館の一階には集会室・吹奏楽部部室・トレーニング室、二階にはアリーナ(小規模体育館)がある。 全教室冷暖房完備。 著名な出身者スポーツ
その他出典
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