潜水指定船(せんすいしていせん)は、海上保安庁に属する巡視船及び巡視艇のうち、潜水作業を行わせるために海上保安庁警備救難部長が指定し、潜水器材等を配備した船艇である。
海上保安大学校で行われる研修科潜水課程を修了した潜水士が乗り組んでおり、海難等の場合には潜水作業により救難活動等に従事するが、通常時は他の巡視船と同様に海上保安業務に従事している。
2018年3月31日時点で22隻が潜水指定船に指定され、121名の潜水士が配置されており、4名ないしは7名が乗船している[1]。また、7名乗船の巡視船は救難強化巡視船に指定されている[2]。
脚注
関連項目