東京駅・知多半田線、愛称「知多シーガル号」(ちたシーガルごう)は、首都圏(東京駅・東名江田)と愛知県の知多半島(半田市・東浦町)や西三河地域(刈谷市・知立市)とを結ぶ直行便(特定日運行)の高速乗合バス(路線バス)である。
本稿では、2019年(令和元年)6月1日に運行を開始した夜行便ドリーム知多号(どりーむちたごう)についても記載する。
運行会社
- ジェイアールバス関東
- ジェイアール東海バス
停留所・途中休憩
知多シーガル号(昼行便)
東京駅(出発は八重洲南口・到着は日本橋口) - 霞が関(上り便のみ) - 東名江田 - 知立駅北(リリオホール前) - 刈谷駅南口 - イオン東浦店前 - 緒川駅 - 生路 - 有脇 - 大池町 - 乙川西ノ宮 - 半田市役所 - 知多半田駅
下り(1号)は金曜・土曜・休日、上り(2号)は土曜・日曜・月曜および祝日の翌日のみ運行。
途中休憩は足柄SAと浜名湖SAの2回。
ドリーム知多号(夜行便)
東京ディズニーランド - 新木場駅 - 東京駅(出発は八重洲南口・到着は日本橋口) - 霞が関(上り便のみ) - 東名江田 - 新安城駅 - 知立駅北(リリオホール前) - 刈谷駅南口 - イオン東浦店前 - 緒川駅 - 太田川駅 - 金山駅(南口) - 八田駅
途中休憩は3回(下り1号は足柄SA・静岡SA・美合PA、上り2号は赤塚PA・静岡SA・足柄SA)。
直行便のため、東名ハイウェイバスのように途中バス停に停車しての乗降扱いはしない。また、首都圏内のみや愛知県内のみの利用はできない。
乗客が車外に出られる途中の休憩(開放休憩)の時間は1回10〜20分間程、遅延や混雑で休憩箇所の変更もある。夜行便はこれとは別に時間調整・乗務員休憩として停車する(その間、乗客は外出不可)。
上り便(2号)は首都高速渋滞時に乗務員の判断で用賀パーキングエリアに停車して降車扱いがある。
2022年10月1日からは、八田駅発着に変更。途中 新安城駅・金山駅(南口)のバス停を新設。
歴史・年表
車両
現在は幅広4列シート(楽座シート)40席ハイデッカー車両。
夜行便に隣が異性にならない「女性優先予約席」を設定している。
車内トイレ完備。毛布、おしぼりなどのサービスは無い。
過去には幅広4列シート38席車、2階建て(ダブルデッカー)やスーパーハイデッカーの独立3列シート車両、3列Gシート+幅広4列のプレミアムコーチ車両などを使用していた。
画像集
乗車券・予約
座席指定制で1ヵ月1日前の午前10時から発売。当日空席があれば予約無しでも乗車は可能。
名鉄観光サービス刈谷支店、東京駅八重洲南口のりば・バスタ新宿・名古屋駅新幹線口などのJRハイウェイバス窓口や券売機で購入できる(JR駅みどりの窓口では扱っていない)。
予約サイト高速バスネット、JRバス関東高速バス電話予約センターからも予約・購入可能。
2007年(平成19年)11月20日から、知多シーガル号と河和港〜日間賀島間高速船の往復乗車券をセットにした「三河湾ストーリー 東京・知多半島往復きっぷ」を発売している。
脚注
外部リンク