秋田市雄和市民サービスセンター(あきたしゆうわしみんサービスセンター)は、秋田県秋田市雄和にある複合公共施設。愛称はユービス[1]。略称は「雄和SC」。
概要
2005年(平成17年)の雄和町と秋田市との合併以来、従前の町役場は雄和市民センターとして存置されてきたが、秋田市の市民サービスセンター設置構想により、2011年(平成23年)5月16日に雄和市民サービスセンターに移行した[2]。同日には河辺地区の河辺市民センター(従前の河辺町役場を河辺市民センターとして活用)も同様に河辺市民サービスセンター(愛称:カワベリア)へと移行しているほか、市北部の秋田市土崎港では北部市民サービスセンター(愛称:キタスカ)が新設されている。この市民サービスセンターは、秋田市の都市内地域分権構想に基づき、市役所の支所、公民館、コミュニティセンター、体育館、子育て支援等の機能を複合化し、市内7か所(中央、東部、西部、南部、北部、河辺、雄和。なお、中央地区の市民サービスセンターは秋田市庁舎内に設置)への整備を進めていたものである。
また、本施設は秋田市立雄和図書館と同一の建物となっている。雄和図書館は、1986年(昭和61年)に町役場が現在の建物に改築された際、役場建物と一体で整備され雄和町立図書館として開館(町役場機能は、1988年に新築移転し稼働)、2005年(平成17年)の秋田市との合併時に現名称へと改称した。
雄和市民センター時代の2007年(平成19年)に、旧議場を改装して地域活動センター(現・地域文化ホール)が整備された[3]ほか、市民サービスセンター移行後の2011年7月4日に、子育て交流ひろばが新たに設置され、その後、2016年4月からは、雄和地区4小学校の統合校である雄和小学校開校にともない、旧小学校に対応する形で各小学校[4]に併設されていた児童室(いずれも、秋田市の条例上は、児童館に当たらない施設だった)の機能を一本化する目的で、雄和児童センターを既存の施設(雄和農村環境改善センター)を改修の上で新たに設置されている。
雄和町時代からある、大正寺連絡所は、町役場の出先機関としての位置付けであったが、秋田市に編入されてからは、秋田市雄和市民センターの出先を経て、現在は当サービスセンター配下の出先機関として変遷している。
施設
1階
- 市民窓口
- 調理室
- 子育て交流ひろば
- 子育て相談室
- 洋室1
2階
- 子育て交流ひろば - 主として就学前の乳幼児とその保護者が利用対象。
- 地域文化ホール - 移動式観覧席98席とステージを有するホール。
- 洋室2~8
- 和室1~3
- 展示コーナー
その他
- 秋田銀行御野場支店雄和市民サービスセンター出張所(店舗外ATM)
周辺
交通アクセス
脚注
外部リンク