第3.5世代移動通信システム(だいさんてんごせだいいどうつうしんシステム)とは、第3世代移動通信システム(ITUの定める「IMT-2000」規格)のうち、高速データ通信規格に準拠したものを特に区別する場合に言う。「3.5G」などと表記される。
なお、IMT-2000や公的機関等の公式・正式な用語ではなく、技術分野での一般的な文脈上で用いられる。
概論
第3.5世代移動通信システムとは、第3世代移動通信システムを高速データ通信に特化した規格に改良・発展させたもので、EV-DOやHSDPA、HSUPAなどの技術が該当する(下記参照)。
音楽配信や動画などの大容量の高速移動体データ通信を可能とする目的で開発されている。
通信規格
日本の状況
脚注・出典
- ^ KDDI、マルチキャリア化によりEV-DO Rev.Aを高速化――LTE導入までの競争力を確保 - ITmedia「プロモバ」(2009年4月23日閲覧)
関連項目