『脱走山脈』(だっそうさんみゃく、原題:Hannibal Brooks)は、1969年のイギリスのアクション映画。監督はマイケル・ウィナー、出演はオリヴァー・リードとマイケル・J・ポラードなど。
第二次世界大戦中、捕虜となったイギリス兵がゾウに乗ってアルプスを越えスイスに脱走する様を、トム・ライトの実体験を基に描く。
ストーリー
第二次世界大戦末期のドイツ・ミュンヘン。捕虜となったイギリス兵のブルックスは、地元の動物園でアジアゾウのルーシーの飼育係をすることになった。最初は悪戦苦闘するブルックスであったが、次第にルーシーに愛情を感じて意気投合するようになる。
そんな中、連合軍の爆撃が激しさを増したため、園長はルーシーをオーストリアに移送することを決め、ブルックスにその任を命じる。当初は列車で運ぶ計画であったが、ルーシーのための車輌が軍に徴用されたため、徒歩で行くことになった。
ブルックスは料理人のブロニア、警備兵のクルトとウィリーと共に出発するが、その途中、ブルックスは日頃から意地悪をしていたクルトと衝突し、彼を殺してしまう。
ブルックスはオーストリアには行かず、スイスに逃走することを決断、ルーシーと共に決死の逃避行を行う。
キャスト
※2021年にハピネットから発売のBDには、上記の(NET版正味70分、TBS版正味93分)の日本語吹替を全て収録[1]。TBS版は吹替音声の存在しない部分をスキップできる日本語吹替完全版再生」機能を搭載[2]。
出典
外部リンク