茨城県道328号谷井田稲戸井停車場線(いばらきけんどう328ごう やいたいなといていしゃじょうせん)は、つくばみらい市谷井田より、茨城県取手市の関東鉄道常総線稲戸井駅までを結ぶ県道である。
概要
つくばみらい市谷井田より小貝川を越え、守谷市のニュータウン「パークシティ守谷」内を経由し、取手市の関東鉄道常総線稲戸井駅までを結ぶ道路である。つくばみらい市内は田園地帯、守谷市内は並木道の整備された住宅街、取手市内は農村部を経て旧稲戸井村の市街地に至る。
路線データ
歴史
1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として筑波郡伊奈村大字谷井田を起点とし、北相馬郡取手町大字米ノ井の稲戸井停車場を終点とする区間を本路線とする県道谷井田稲戸井停車場線として茨城県が県道路線認定した。
1995年(平成7年)に整理番号328となり現在に至る。
年表
路線状況
道路法の規定に基づき、つくばみらい市谷井田(一般県道常総取手線交差) - 守谷市みずき野(みずき野十字路交差点)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[11]。
通称
- いちょう通り
- 当道路の「みずき野交差点」までと、直通する都市計画道路郷州戸頭線の「乙子交差点」までの区間を併せて、みずき野地内では「いちょう通り」となっている。みずき野地区の南北を結ぶ通りであり、その名の通り銀杏並木が続く。詳細は「都市計画道路郷州戸頭線」も参照。
- けやき通り
- 当道路の「みずき野交差点」から東、守谷・市境までのみずき野地内では「けやき通り」となっている。みずき野地区の東西を結ぶ通りであり、その名の通りけやき並木が続く。詳細は「都市計画道路郷州沼崎線」も参照。
道路施設
- 稲豊橋(小貝川、つくばみらい市狸渕 - 取手市市之代)
- 市之代橋(〈小貝川支流〉、取手市市之代 - 守谷市本町)
地理
通過する自治体
交差する道路
沿線の主な施設
脚注
注釈
- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
- ^ a b 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 19
- ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
- ^ “道路の区域変更・道路の供用開始(昭和43年8月15日 茨城県告示第948・950号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5632号: pp. pp. 5–6, (1968年8月15日)
- ^ “道路の供用開始(昭和62年6月18日 茨城県告示982号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7561号: pp. pp. 7-8, (1987年6月18日)
- ^ “道路の供用開始(平成元年1月12日 茨城県告示第11号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第2号: p. p. 4, (1989年1月12日)
- ^ “道路の区域の変更(平成3年6月17日 茨城県告示第702号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第251号: pp. pp. 8-9, (1991年6月17日)
- ^ “道路の供用の開始(平成5年2月12日 茨城県告示第147号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第421号: p. p. 6, (1993年2月12日)
- ^ “道路の区域の変更(平成6年3月10日 茨城県告示第331号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第530号: p. p. 13, (1994年3月10日)
- ^ “県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. pp. 8–12, (1995年3月30日)
- ^ “道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号) (PDF)”, 茨城県報 第2980号: pp. pp. 18–28, (2018年3月19日)
参考文献
関連項目