藤子不二雄劇場藤子不二雄劇場(ふじこふじおげきじょう)は、1979年4月から1989年3月まで(全国ネットとしては1987年9月まで)放送されていたテレビ朝日の藤子不二雄原作のアニメ番組枠。 関東圏での放送時間は下記のとおりである。
1979年4月-1987年3月(単一作品時代)関東圏ではそれまでローカルニュース枠『ANN首都圏ニュース』を放送していた月〜土曜18時50分-19時00分(1983年4月より18時45分-19時00分、ともにJST)の任意ネット帯番組枠と、日曜9時30分-10時00分(1980年3月以前は日曜8時30分-9時00分、ともにJST)の全国ネット枠からなり、後者はその週の前者の放送を30分番組に再構成して全国放送する形式だった。またこの日曜枠については、OPが若干長い、EDおよび予告コーナーがあるといった違いがあった。 スポンサーに関しては、帯番組枠では当初ダイエーの一社提供だったが、『ドラえもん』の途中から第一家庭電器に交代。『オバケのQ太郎』の初期まで長らく同社が一社提供を務めていたが、途中で降板し、複数社提供(曜日によって一社から二社程度の異なるスポンサーが提供)となった。日曜の放送は一貫して複数社提供であり、スポンサーも異なっていた。
1987年4月-9月(全国枠を複合番組化)
1987年春の改編で、日曜9時30分-10時00分(JST)の全国ネット枠を、当時放映されていた『藤子不二雄ワイド』同様のコンプレックス枠にリニューアル。それまで放映されていた『オバケのQ太郎』(以下『オバQ』)に『ウルトラB』を加えた2作品を放映する形式となった[1]。 構成としては、前半は『ウルトラB』(2話分)、そして後半は『オバQ』(1話分)となっていた。 その後、同年秋の改編でこの日曜枠は廃止となり、同時間帯は『メタルヒーローシリーズ』(当時の作品は『超人機メタルダー』)に明け渡された。代わって、もともと同シリーズが放映されていた月曜夜枠にて、新たに『藤子不二雄ワイド』の後継番組として『藤子不二雄ワールド』が開始した。 当枠廃止後、それまで放映されていた作品は「放映時間変更」という扱いで(告知テロップより)、それぞれ下記番組にて引き続き放映された。
この時期の旧来の月〜土曜の帯番組枠(18時50分-19時00分(JST)に戻る)では、『藤子不二雄ワイド』枠から外れた『忍者ハットリくん』が放映された。
1987年10月-1989年3月(パオパオチャンネル)→「パオパオチャンネル § 藤子不二雄劇場」を参照
『ニュースシャトルANN』の開始に伴うテレビ朝日の放映枠再編に伴い、月-金曜の帯番組枠は子供番組『パオパオチャンネル』(以下『パオパオ』)に内包(同時に土曜枠は廃止)。曜日ごとに異なる作品が放送されていたが、大半は再放送だった。その後、もう一つの藤子アニメ枠である『藤子不二雄Ⓐワールド』が1989年3月27日に終了(ゾーン解消)したのに伴い、当初藤子不二雄劇場枠(日曜枠)だったウルトラBが当枠に復帰。パオパオ終了とともに1979年から続いてきた藤子不二雄劇場も終了し、「藤子不二雄」を冠するアニメ枠は事実上姿を消した。 脚注
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