辻理(つじ まこと、1948年1月1日 - 没年不明)は、日本の元映画監督、元テレビドラマ演出家、元ゲームクリエイター。長崎県長崎市出身。
経歴
1970年、日本大学藝術学部映画学科卒業。卒業後、東映テレビプロダクションに入社する。同期に藤井邦夫がいた。助監督を経て1980年、『特捜最前線』の一編(第178話「男たちのセプテンバーソング!」)で監督デビューを果たす。同番組での演出担当は天野利彦に次ぐ第2位。
1981年、東映を退社してフリーランスになる。1986年『時空戦士スピルバン』で初のパイロット監督を担当。以降東映の作品と同時に、主にアクション物を中心に石原プロ、国際放映など他社作品の現場でも活動した。
1997年頃よりTVの仕事から遠ざかり、VP作品の監督やタレント養成所の講師を務めている。また2000年頃から2003年まで、カプコングループのフラグシップに参加し、一時期ゲームソフトの製作にも関わるも2005年ごろに監督業は廃業した。
日本映画監督協会の公式ホームページにおける会員情報では、物故会員とされている[1]。
監督作品
テレビ
◎は2時間ドラマ
映画
- パチンコ物語(1990年、松竹)
- ブルースワット(1994年、東映)※第1、2話の編集版。辻のクレジットは「責任編集」。
- 心ひらくとき(1998年、人権映画)
- 扉を開けて(2002年、人権映画)
- Be(2005年)※未公開。制作途中まで進むも資金が足りず制作が頓挫。
ビデオ
- 真・仮面ライダー 序章(1992年、東映)
- パチンコ無宿(1994年、ポニーキャニオン・Knack)
- パチンコ無宿Ⅱ 港の勝負師(ギャンブラー)弾次郎(1995年、ポニーキャニオン・Knack)
ゲーム
脚注