金珍洙
金 珍洙(キム・ジンス、朝鮮語: 김진수、1992年6月13日 - )は、大韓民国・全羅北道全州市出身のプロサッカー選手。Kリーグ1・FCソウル所属。ポジションはディフェンダー(左サイドバック)。韓国代表。
来歴
クラブ
高校在学時からJリーグ入りを望み、独学で日本語を学習していた[1][2]。
2012年、慶熙大学校からアルビレックス新潟に入団。同時期に加入した中村太亮と共に移籍した酒井高徳の後釜として期待され、中村の怪我もあってプレシーズンマッチから左サイドバックのレギュラーに定着した[3]。初出場となった2月19日のプレシーズンマッチ・ヴィッセル神戸戦では、ミドルレンジからのシュートで得点を記録している[4]。
シーズン開幕後もレギュラーとしてプレーしたが、新潟は降格圏に低迷し、金も「運動量や細かいプレースタイルに頭が混乱している」と機能しなかった[2]。5月19日のジュビロ磐田戦では前半のうちに警告を2枚受けて退場になり、チームも1対6で大敗。監督の黒崎久志は退任に追い込まれた。黒崎の後を受けた柳下正明の就任当初は信頼を得られず、早い時間で交代させられたこともあった[5]。
6月24日行われた新潟経営大学との練習試合で右膝内側半月板を損傷。全治2か月の重傷と診断され、治療に専念するため韓国へ帰国した。2ヶ月半の離脱後レギュラーに復帰し、勝利しても降格決定の可能性がある中で迎えた11月24日のベガルタ仙台戦でプロ初ゴールを記録[6]。新潟は次試合も勝利してJ1に残留した。
2014年6月13日、ドイツ・ブンデスリーガのTSG1899ホッフェンハイムへ移籍。契約期間は4年。
2017年、韓国の全北現代モータースに完全移籍加入。初の母国Kリーグでのプレーとなった。
2020年8月30日、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルFCへの完全移籍が報じられ[7]、同日全北現代は事実を認めて金珍洙の退団を発表[8]。9月8日にはアル・ナスルも正式に加入を発表した[9]。
2021年7月1日、アル・ナスルからの期限付き移籍で古巣の全北現代モータースに復帰。翌2022年には期限付き移籍期間が延長され、2023年7月21日には双方合意の下でアル・ナスルと契約解除し、全北現代に完全移籍した[10]。
2024年12月30日、FCソウルへの移籍が発表された[11]。
韓国代表
U-17世代から韓国の年代別代表に選出され、2011年にU-20ワールドカップへ出場している。2013年7月20日、東アジアカップ2013のオーストラリア戦でA代表初出場を記録。2014年にはFIFAワールドカップ・ブラジル大会の韓国代表23名に選出されたが、負傷により辞退し朴柱昊と交代した。
2014年9-10月、仁川アジア大会に出場し、韓国の優勝により兵役を免除された。
個人成績
代表歴
試合数
- 国際Aマッチ 71試合 2得点(2013年-)[12]
韓国代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2013 |
5 |
0
|
2014 |
5 |
0
|
2015 |
13 |
0
|
2016 |
1 |
0
|
2017 |
9 |
0
|
2018 |
3 |
0
|
2019 |
12 |
1
|
2020 |
0 |
0
|
2021 |
3 |
0
|
2022 |
16 |
1
|
2023 |
4 |
0
|
2024 |
|
|
通算 |
71 |
2
|
脚注
- 出典
関連項目
外部リンク
|
---|
1980年代 |
- 83: 朴成華, 金哲洙, 張外龍, 李康助
- 84: 鄭龍煥, 朴景勳, 朴成華, 鄭鍾洙
- 85: 張外龍, 韓文培, 崔康熙, 金哲洙
- 86: 趙榮增, 金平錫, 崔康熙, 朴魯鳳
- 87: 具相範, 崔基奉, 鄭龍煥, 朴景勳
- 88: 崔康熙, 崔泰鎭, 孫炯先, 姜太植
- 89: 林鐘憲, 趙允煥, 崔允謙, 李榮益
|
---|
1990年代 |
- 90: 林鐘憲, 崔榮俊, 崔泰鎭, 李在熙
- 91: 鄭龍煥, 朴鉉用, テッド
- 92: 洪明甫, 李鐘和, 朴正倍
- 93: 崔英一, 李鐘和, 柳東官
- 94: 安益洙, 柳想鐵, 洪明甫, 許起泰
- 95: 崔英一, 洪明甫, 許起泰
- 96: 尹星孝, 金鋳城, 許起泰
- 97: 金鋳城, マシエル, 安益秀
- 98: 安益秀, マシエル, 李林生
- 99: 姜喆, 金鋳城, マシエル, 辛弘基
|
---|
2000年代 |
- 00: 姜喆, 李林生, 金鉉洙, マシエル
- 01: ウルモヴ, 金鉉洙, 金容熙, 李榮杓
- 02: 金鉉洙,金泰映,崔眞喆, 洪明甫
- 03: 崔眞喆,金泰映,金鉉洙, サントス
- 04: サントス, 柳京烈, ムサ, 郭熙柱
- 05: 林重容, 柳京烈, 趙容衡, 金泳徹
- 06: 張學英, マト, 崔眞喆, 金泳徹
- 07: アディ, マト, 黄載元, 張學英
- 08: アディ, マト, 朴東赫, 崔孝鎭
- 09: 金相植, 金亨鎰, 黄載元, 崔孝鎭
|
---|
2010年代 |
- 10: アディ, 洪正好, サーシャ, 崔孝鎭
- 11: 朴原載, 郭泰輝, 趙晟桓, 崔喆淳
- 12: アディ, 鄭仁煥, 郭泰輝, 金昌洙
- 13: アディ, 金致坤, 金源一, 李鎔
- 14: 洪喆, 金周栄, ウィルキンソン, 車ドゥリ
- 15: 洪喆, ヨニッチ, 金基熙, 車ドゥリ
- 16: 鄭澐, オスマル, ヨニッチ, 高光民
- 17: 金珍洙, 金玟哉, 呉反錫, 崔喆淳
- 18: 洪喆, 金玟哉, リチャード, 李鎔
- 19: 洪喆, 洪正好, 李鎔, 金太煥
|
---|
2020年代 |
- 20: 姜祥佑, 権敬源, 洪正好, 金太煥
- 21: 李記帝, ブルトゥイス, 洪正好, 姜祥佑
- 22: 金珍洙, 金英權, 朴鎭燮, 金太煥
- 23: ワンデルソン, 金英權, グラント, 薛英佑
|
---|
MVP - 得点王 - アシスト王 - 若手選手賞 - ベスト11(GK - DF - MF - FW) |
|
|