雲光院(うんこういん)は、東京都江東区にある浄土宗の寺院。
概要
1611年(慶長16年)、徳川家康の側室阿茶局(戒名:雲光院殿従一位尼公正誉周栄大姉)の開基である[1]。
元々は、現在の日本橋馬喰町にあったが、火事等で度々移転を繰り返し、1683年(天和3年)に現在地に移転した[2]。
「東照神君家康公の側室」ゆかりの寺院ということもあり、幕府の保護を受け、多くの塔頭を擁する大寺院であった[1]。
明治時代になり、幕府の庇護を失ったため、傘下の塔頭寺院も分離独立したり、当院に吸収合併したりした[1]。
墓所
交通アクセス
脚注
参考文献
- 細田隆善 著『江東区史跡散歩 (東京史跡ガイド8)』学生社、1992年
関連項目
外部リンク