高僧・野々村
高僧・野々村(たかそう・ののむら)は、かつて吉本興業で活動していたお笑いコンビ。通称:たかのの。1992年結成。1999年解散。 メンバー
概要2人とも小学校時代からの友人で大阪NSCの11期生、1992年4月にコンビ結成。同期はたむらけんじ、陣内智則など。男性の割合が高いお笑いの世界で、数少ない女性のコンビであった。 マイペースなボケとツッコミが合わさった漫才を得意としていたが、単独ライブではコントを披露することもあった。 1997年に一度解散を発表するが、ファンからの要望により撤回する。当時、彼女たちは心斎橋筋2丁目劇場のレギュラーライブの出演者であったが、この活動休止によりオーディションライブからの再スタートを余儀なくされた(その年から2丁目劇場は芸人のランクをワチャA・B・Cの3ランクに分け、リーグ戦の勝敗により秋・冬の2回ランクが入れ替わる方式を採用していた)。以降はホームグラウンドであった2丁目劇場を離れ、他の劇場や営業での活動が中心となる。結局、1999年2月、2丁目劇場の閉館を翌月に控え、コンビは解散した。解散の理由には諸説あるが、劇場の支配人交代に伴い、2丁目劇場のレギュラーライブで「漫才禁止令」が出されたこと(単独ライブや特別な漫才ライブを除く)が大きい、と言われている。彼女たちは漫才を中心に活動していたため、漫才禁止でかなりの打撃を受けてしまった。同じく漫才を中心に活動していた中川家、海原やすよ・ともこは同時期に2丁目劇場を卒業しており、同様の理由で解散に至ったコンビは何組かいると言われている。また野々村は後に出演した藤井ペイジのYOUTUBEチャンネルで高僧の父が亡くなりまだ幼い妹がいたことも解散の理由だと語っている。 解散と同時に高僧は引退、野々村は構成作家として裏方に回ったため、どちらも表舞台からは姿を消している。そのため、長年表立った形で名前が出ることはなかったが、川谷が野々村と結婚していたことを発表した際に、5年ぶりにその名前がメディアに登場した。その後野々村は2008年11月17日放送のやりすぎコージー(テレビ東京)で家族とともにテレビ出演。2010年代以降は野々村単独でテレビ出演することが多くなっている。 立ち位置が、向かって左が野々村・右が高僧であったので、「高僧・野々村」とテロップが出ると名前が入れ替わってしまった。 エピソード
番組出演
ライブ出演
脚注外部リンク
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