CE (CREATE_EDIT)とは、アポロコンピュータ社のコンピュータに搭載されていたウィンドウシステム(ディスプレイマネージャ)で利用できた、制御コマンド『DMコマンド』の一つ。
概要
CE コマンドは、編集パッドとウインドウを生成する。
書式
<領域> CE パス名 <オプション>
利用法
CE コマンドを与えると、ディスプレイ・マネージャは、編集パッドのウインドウを生成する。
指定されたファイルが存在する場合,そのファイルが編集のためにオープンされる。
ファイルが存在しない場合, DM は指定された名前でファイルを生成しオープンする。
デフォルトでは,<EDIT>キー(R4)が CE コマンドを呼び出し、自動的に DM インプット・パッドにカーソルを移動し、“Edit file:”プロンプトを出す。
ここで,編集するパス名を入力する。
一度編集パッドが生成されると、他の DM コマンドを用いてパッドの中のテキストを操作できる。
パッドとウインドウを閉じるには, DM コマンド WC (普通, CTRL/N)を使用する。
注意: CE はプロセスは生成しない. CE は,現在のディスプレイ・マネージャー・プロセスのなかで編集用にファイルをオープンする。
引数:
・領域(省略可)
新しいウインドウを表示するスクリーンの区画を指定する。
省略時は次の DM デフォルト・ウインドウを使用する。
・パス名(省略不可)
編集するファイルを指定する。
オプション:
-I
このパッドのために生成されたウインドウをアイコン形式にする。
-C‘文字’
アイコン・ウインドウで使用されるアイコン文字を指定する。
‘文字’は、現在のアイコン・フォントの中に存在しなければならない。
このオプションが指定されず-I がある場合、ディスプレイ・マネージャはこのパッド・タイプのデフォルトのアイコン文字を使用する。
関連項目
参考文献
- AEGIS COMMAND REFERENCE (Apollo Computer社)
- Domain/OS display manager - Command reference (1988-07 HP社)