DCS色分解(ディーシーエス色分解、Desktop Colour Separation、DCS)は、Quark社によって導入された拡張されたEncapsulated PostScriptファイル形式である[1]。現在では主に、グレースケール画像の各部分に異なる特色を適用する場合など、複数のチャンネルを使用する特殊なグラフィック作業、特に画像に使用されている。
ファイル形式
DCSでは、CMYKグラフィックは5つのファイルに分離される。メインファイルと、CMYKプロセスカラーごとに1つずつ、4つの分離前ファイルである[2]。メインファイルには、どの分離ファイルが必要で、どこにあるかという指示と、画像の合成印刷に使用される合成画像情報が含まれている[2][3]。
Operation
ポストスクリプトプリンターに出力する場合、プリンタードライバーはメインファイルの情報を読み取り、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各ファイルを対応する分版ファイルに割り当てる。
出典
関連文献
外部リンク