HFCバンクスタジアム
HFCバンクスタジアム(HFC Bank Stadium)は、フィジーの首都スバにある多目的スタジアムである。旧称はANZスタジアム(ANZ Stadium)・ANZ国立スタジアム(ANZ National Stadium)。主にラグビーユニオン、13人制ラグビーリーグ、サッカーの試合、陸上競技大会に使用されている。 歴史1948年、William H. B. Buckhurst(ウィリアム・H・B・バックハースト)からスバ市に土地が寄贈された[1][2]。 1951年、Buckhurst Park(バックハースト・パーク)が完成[1][2]。 1978年から1979年にかけて、太平洋諸国18か国が参加する各種スポーツ大会の第6回大会「1979 South Pacific Games」開催のために改修。1979年に名称を「National Stadium(国立競技場)」に変えて再オープンした[3]。 2012年、大手銀行ANZ Fiji(ANZフィジー)の支援を受けて改修し、観客収容人数が15,000人となる[4]。2013年に「ANZ Stadium」(ANZ National Stadium)として再オープンし、ラグビーユニオンのフィジー代表は、クラシック・オールブラックス(ニュージーランド正代表ではないチーム)と対戦した[5][6][7]。 2022年6月、HFC Bank(HFC銀行)が命名権スポンサーとなり、名称が「HFC Bank Stadium(HFCバンクスタジアム)」となる[8][9]。 2024年2月、陸上競技トラック部分の改修を終えた[10]。 2024年6月、オセアニアのサッカー選手権「2024 OFC Men's Nations Cup」がフィジーとバヌアツで開催。フィジーでの会場として使用された[11]。 周辺施設2012年から2013年にかけての改修では、スタジアムの隣に新しく小規模な競技場が複数作られた。主にラグビーリーグ、ラグビーユニオン、サッカー、クリケットのトレーニングと競技用に、3つのピッチと、小さなスタジアムとトレーニングトラックがある[12]。施設名は「Bidesi Park(ビデシ・パーク)」「Buckhurst Park(バックハースト・パーク)」と名づけられ、初代スタジアムの名前が復活した[12]。 新しいバックハースト・パークは、「2003 South Pacific Games」で使用された「National Baseball Diamond(国立野球場)」[13]の跡地に作られた。観客収容人数は1,000人[14]。 関連事項
注釈
外部リンク
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