IPhone 11 Pro/11 Pro Max
iPhone 11 Pro / 11 Pro Max(アイフォーン イレブン プロ / イレブン プロ マックス)は、Appleが設計・開発し発売していたスマートフォンである。 概要2019年9月10日[注釈 5]に発表されたiPhone。iPhone 11と同時に発表された。iPhoneで初めて名前に「Pro」を冠している[1]。 ディスプレイ新開発のSamsung製OLEDである「Super Retina XDR」、メインプロセッサ(SoC)にApple A13を初搭載している[1]。 なお、iPhone 6sからiPhone XS まで(SEやXRを除く)に搭載されていた3D Touchは当モデルで廃止となった。当モデルからiPhone 11を含む、全てのモデルとXRから搭載された、Haptic Touchを上位のProモデルでも起用された。 通信高音質コーデックであるVoLTE HD+(EVS-SWB[2])に対応している。 Wi-FiはIEEE802.11.axに対応し最大1.6Gbpsの通信速度をサポート[1]。 LAA対応LTE-Advanced(4×4 MIMO)に対応し受信時最大速度1388Mbpsである[3][4]。しかしソフトバンク回線では最大で受信838Mbps/送信46Mbpsとなっている[5]。 前世代と同様の防水・防塵機能が備えられている。 カメラ従来の広角レンズ[注釈 6]と望遠レンズ[注釈 7]に加え、新たに超広角レンズ[注釈 8]を搭載しているが、この三眼カメラに発売直後の日本国内において「タピオカミルクティーのようだ(タピオカメラ)」や「集合恐怖症(トライポフォビアも参照)にはつらい」などのクレームがTwitterを中心に挙げられた[6]。 暗い場所で撮影するためのNight modeをサポートしている[1]。 iOS 13.2以降では、3つのカメラで合計9枚の写真を一度に撮影し、1つの写真に合成するDeep Fusion機能が使える[7][1]。 TrueDepthカメラを搭載[8]し、Face IDに対応している[9]。 スピーカーiPhone 7・7 Plus以降同様に、液晶画面側の上部の通話用スピーカーと本体下面のスピーカーが内蔵され、横画面で使う時にはステレオスピーカーとなる。またiPhone 11・11 Proシリーズから導入された「サイコ・アコースティック」[10]による空間オーディオにも対応する。 マイクこれまで同様、上部と本体下面、3カメラ部分に内蔵され、ステレオ音声収録が可能な他、高度な環境音抑制やノイズキャンセリングが行われる。 「電話ノイズキャンセリング」設定は、「アクセシビリティ」に項目として用意されている。 バッテリーiPhone 11 ProはiPhone XSよりも最大で4時間も長いバッテリー駆動時間があり、iPhone 11 Pro Maxは更に長いiPhone XS Maxより最大で5時間も長いバッテリー駆動時間でiPhone最も長いバッテリー駆動時間(2020年3月7日現在)となっている。 急速充電(PD充電)の仕様iPhone 11 Pro/Pro Maxには急速充電が出来るApple USB-C - Lightningケーブルと18WのApple USB-C電源アダプタが添付されている[11]。急速充電を行うと30分で50%まで充電できるが、18Wを超えるApple USB-C電源アダプタを使用しても18W電源アダプタと同じ出力になる[12]。iMacのUSB-Cポートでは15W[13]での急速充電が出来る他、MacのUSB Type-AポートでもUSB-PDより遅い10Wで急速充電ができる[14]。 iPhoneのモデルのタイムライン脚注注釈出典
外部リンク
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