KAI (声楽家)
KAI(カイ、朝: 카이、1981年12月5日 - [1])は、韓国出身の男性声楽家。本名はチョン・ギヨル(朝: 정기열、英: Jung Ki-Yeol)[2]。芸名KAIはソプラノ歌手のスミ・ジョーが名付けたもので、それ以前は本名のギヨルからとったギョルが芸名だった[3]。身長182cm、体重70kg[1]。ソウル特別市出身で、母は元音楽教師[4]。最終学歴はソウル大学校声楽科博士[1]。声域はバリトン[5]。正規の音楽教育を受けたクラシック音楽専攻の声楽家だが[4][6]、ポップスとクラシックの融合など音楽ジャンルを超えて活動しており、メディアではミュージカル俳優、ポップスオペラ歌手、クロスオーバー歌手として紹介されている[7]。歌いながらピアノを弾くこともある[4]。所属事務所は韓国のEA&C[8]、レコードレーベルは韓国ユニバーサルクラシックス&ジャズ[7]。日本ではスペラ所属[1]、レコードレーベルはユニバーサルクラシックスのデッカ・レコード[9]。 人物音楽の先生をやっていた母から音楽を教わっており、幼少時にギターやサクソフォーンを習ったが楽器演奏には興味が持てず人前で歌うことが大好きだった[4]。小学1年生の頃からスミ・ジョーのファンで、1時間以上バスに乗って1人でコンサートを観に行ったり7歳のときに本人からサインをもらうなどしていた[4]。子供の頃から日本と韓国を行き来しながら音楽活動を夢みており[7]、小学2、3年生の頃から童謡コンクールによく出場するようになった[4]。納豆や梅干しなど日本食が大好き[7]。映画『のだめカンタービレ』や小田和正、AKB48などが好きで、日本の音楽や映画を鑑賞しながら日本語を独学で勉強していた[4]。ミュージカル出演のため日本の漫画『ベルサイユのばら』を読むなどしていた[10]。来日の際は代々木公園をよく訪れる[11]。好きな日本の場所は京都府[4]。登山、ジョギング、旅行が好き[4]。韓国での番組出演時、芸名が同じであるEXOのカイと電話で話したことがある[3]。BIGBANGやSE7ENと親交がある[4]。ソウル大学校声楽科時代の先輩リュ・ジョンハン、後輩のミュージカル女優キム・ソヒョン(キム・ソヒョンとは異なる)とは卒業後も仲が良い[10]。学生時代イタリアで音楽を学んだ経験がある[12]。 来歴鍾路区のソウル芸術高等学校を首席で卒業[6]。ソウル大学校声楽科の学部課程(学士)を卒業後大学院に進み、修士課程と博士課程を修了した[1][7]。2002年にシューベルト国際コンクールで優勝したのち[6]、スミ・ジョーからコンサートパートナーのオファーがかかり、全韓ツアーに同行しステージで共演した[4]。芸名ギョルとして所属していた事務所が倒産し別の事務所に移籍、スミ・ジョーから付けてもらったKAIという新しい芸名で活動を始めた[3]。2009年に韓国のユニバーサルミュージックと契約[6]、同年キム・ヒョンソクプロデュースによるデビューシングル『パニッシュメント』を出し韓国でデビューした[7]。2012年5月に日本デビューシングル『愛は深く』を発表した[13]。2017年12月から上演予定のミュージカル『ザ・ラスト・キス』にキャスティングされ、EXOのスホ、VIXXのレオとトリプルキャストで主役のオーストリア皇太子ルドルフを演じる[14]。 受賞歴
作品デジタルシングル
シングルアルバム
コンサート
ミュージカル主演は役名を太字で表記
演劇
レギュラー出演
司会出演アルバム
楽曲
映像
ステージ
テレビ番組ラジオ番組
雑誌
イベントタイアップ
脚注
関連項目
外部リンク
|