LGA1151は、ランド・グリッド・アレイ (Land grid array) を採用したインテル製CPUソケットで、LGA1150の後継にあたる規格である。別名は、Socket H4。
概要
SkylakeマイクロアーキテクチャおよびKaby Lakeマイクロアーキテクチャ、Coffee Lakeマイクロアーキテクチャに対応しており、メインストリームCPU用となる。外観は、LGA1150と比較した場合、切欠きの位置が異なり、ランド(陸=平たい接点)の数が1つ増えて、1151本である。ただし、LGA1151以外のLGA115x系(LGA1156、LGA1155、LGA1150)との互換性はない。
対応CPU
- Intel Core i9 9900、9900T、9900K、9900KF、9900KS(Coffee Lake Refresh)
- Intel Core i7 6700 番 (Skylake)、7700 番 (Kaby Lake) 、8000 番台(Coffee Lake)、9700 番(Coffee Lake Refresh)
- Intel Core i5 6000 番台 (Skylake)、7x00 番台 (Kaby Lake)、8000 番台(Coffee Lake)、9000 番台(Coffee Lake Refresh)
- Intel Core i3 6000 番台 (Skylake)、7000 番台 (Kaby Lake)、8000 番台(Coffee Lake)、9000 番台(Coffee Lake Refresh)
- Pentium G4000 番台 (Skylake/Kaby Lake)、G5000 番台(Coffee Lake)
- Intel Celeron G3900 番台 (Skylake/Kaby Lake)、G4900 番台(Coffee Lake)
- Xeon E3 1200番台 v5 (Skylake)
互換性
Coffee Lake向けとSkylake/Kaby Lake向けでそれぞれ別のチップセットをインテルは用意し、公式には互換性はないものとされていた。しかし100シリーズチップセットから派生したH310CやB365チップセットを用いた一部のマザーボードでは、Coffee Lakeのみならずインテルが公式にサポートしていないSkylake、Kaby Lakeも含めてサポートした製品もリリースされている。[1]
脚注
関連項目
外部リンク