Love Songs アイドルがクラスメ〜ト
『Love Songs アイドルがクラスメ〜ト』(ラブソングス アイドルがクラスメート)は、2001年4月26日にディースリー・パブリッシャーが発売したPlayStation 2用の恋愛シミュレーションゲーム。ゲーム内容は全く違いはないパッケージ違いの3バージョンを出したことで話題となった。キャラクターデザイン・原画はきみづか葵。 2003年8月14日には、SIMPLE2000シリーズ Ultimateとして廉価版が発売された。この際には、同シリーズで発売された『ラブ★スマッシュ!』、『ラブ★マージャン!』、『ラブ★アッパー!』に合わせる形で『ラブ★ソングス♪アイドルがクラスメ〜ト』というタイトル表記となっている。 概要芸能コースがあるため、芸能人が多く在学する「私立明光学園」に入学したばかりのごく普通の高校生が主人公。学園祭や修学旅行だけでなくCDグランプリなど、芸能界に関するイベントも多く展開される[1]。 ヒロインたちは人気アイドルのため学校内外では彼女たちを巡って様々な障害が発生する。彼女たちのファンやマネージャー、両親などが現われるので特に人目につきやすいシーンは要注意となる[1]。 メインヒロインとなるトップアイドル瀬戸綾乃をはじめとして、ゲーム中のヒロイン全てが芸能人であるということが本作の特徴である。ヒロインによって活動の場は多種多様。それぞれの個性を活かして芸能界で活躍している[1]。 ゲームシステム主人公は明光学園で3年間の高校生活を過ごす。卒業後にヒロインから告白される、または自分から告白して恋愛関係になるのが目標である。 システムについては90年代後半にギャルゲーブームを起こした『ときめきメモリアル』の影響を強く受けており、それぞれの平日・休日ごとに「勉強」「運動」などのコマンドを選択し、主人公の能力値を高めてゆく。 所持金の概念があり、「アルバイト」のコマンドでお金を貯めることができる。所持金はデパートでプレゼントや能力上限上昇アイテム、及びヒロイン達のグッズを買うことに使われるほか、デートに行く際にもデート場所に応じて消費される。 ETS「Emotional Talk System」(エモーショナルトークシステム)の略称。 デート中にヒロインと会話する際には返答を選択することになるのだが、選択肢が文章として表示されているのではなく、コントローラーの○と×と△の各ボタンが「○=肯定、承諾」「×=否定、拒否」「△=曖昧、はぐらかし」に対応しており、自分に合った返答のボタンを押して選択する。これによって「自分の意図した返答が選択肢にない」といった事態を避け、ストレスなく会話を進められるという目的で設定されている。 なお、『ドリームクラブ』では、「酩酊状態の会話」という設定で本システムがほぼそのままの形で再登場している。同作では、互いに酩酊した状態を「ETSモード」と呼んでいる。 登場キャラクター特に表記がないキャラは主人公と同級生。 ヒロイン
サブキャラクター
派生したソフトSIMPLE1500シリーズvol.88 THE ギャル麻雀2002年3月28日に発売された麻雀ゲーム。開発はヒューネックス。 『Love Songs』のヒロイン8人と麻雀をして好感度や所持金を稼ぎ、写真・ポスター・CDといったヒロイン達のグッズを集めることが目的。集めたグッズはギャラリーで観賞可能。 内容については『THE ギャル麻雀』の項目も参照。 なお、2010年7月28日からゲームアーカイブスで配信されている。 SIMPLE2000シリーズvol.26 THE ピンボール×32003年2月24日に発売されたピンボールゲーム。開発はヒューネックス。 3台遊べるピンボール台のうちの1台がこのゲームをモチーフとしており、本作のヒロインが歌を歌うなどの演出がある。 SIMPLE2000シリーズvol.63 もぎたて水着!女まみれのTHE水泳大会2004年9月30日に発売されたスポーツゲーム。開発はタムソフト。 アイドル水泳大会をモチーフにしており、『Love Songs』のヒロイン8人を含む10人の女性キャラクターのうち1人を操作して、他のキャラクターとミニゲームで対決する。 脚注関連項目外部リンクInformation related to Love Songs アイドルがクラスメ〜ト |