『NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘』(ながさき 1945 あんぜらすのかね)は、2005年9月に虫プロダクションにより製作された長編アニメ映画である。
概要
秋月辰一郎(1916年(大正5年) - 2005年(平成17年))は、日本の医師で、元長崎聖フランシスコ病院院長である。長崎へ原爆が投下された当時、自らも被爆しながら、医師として負傷した被爆者の治療にあたった。また、医師のかたわら、原爆の証言の収集を長年に渡って行った。アンゼラスの鐘とは、長崎市爆心地近くに建っていた浦上天主堂の鐘のことである。原爆によって天主堂は倒壊し、がれきに埋もれた鐘は後に掘り出され、現在天主堂そばに保管されている。本作品は、2005年(平成17年)に被爆60周年を記念して製作された[1]。本作品は、秋月が体験した被爆と医療救護活動をアニメ化したものである[2]。
声の出演
ナレーション
キャスト
スタッフ
- 監督・脚本・絵コンテ:有原誠治
- 企画・製作:寺島鉄夫・伊藤叡・保坂陽一・滝元将・友川千寿美
- プロデューサー:藤田正明
- キャラクターデザイン・作画監督:小野隆哉
- 美術監督:中村光毅、阿久津美津代
- 音楽:小六禮次郎
- 音楽制作:カンパニーAZA
- 彩色設定:あさみゆうこ、西川裕子
- 撮影監督:山口利明
- 編集:坂本雅紀(森田編集室)
- 音響監督:水元完
- 音響制作:ザック・プロモーション
- アニメーション制作:虫プロダクション
- オンライン編集:宮崎大輔(IMAGICA)
- ポスプロ技術:渡久山健(IMAGICA)
脚注
- ^ 秋月辰一郎
- ^ » 作品について
参考文献
- 「NAGASAKI・1945~アンゼラスの鐘~」、「長崎原爆記」、「死の同心円」、いずれも秋月辰一郎著
関連項目
外部リンク