2005年8月に初演が行われ、その後シリーズ化された[2]。原作漫画の「尸魂界篇」を題材にした公演が続き、2008年3月には集大成となる『ROCK MUSICAL BLEACH THE ALL』がオールキャストで上演された[3][4]。また、歌と踊りがメインのライブショー「卍解SHOW」[5]やフィルムフェスタも開催され[6]、2010年1月より演じられた『ROCK MUSICAL BLEACH the LIVE “卍解SHOW code:003”』までの累計観客動員数は約13万人を記録した[7]。脚本の異同により、数名のキャラクターが付加されたこともあったが、主役と共演者はほぼ固定したキャスティングで展開された[8]。
2011年7月より「新生 ROCK MUSICAL BLEACH」として『BLEACH連載10周年記念公演 ROCK MUSICAL BLEACH』が全国6か所で上演された[7]。脚本・演出にはテレビアニメ『BLEACH』の「斬魄刀異聞篇」でシリーズ構成を担当したきだつよしを新たに起用し、初のオリジナルストーリーとなる演目が披露された[9]。公演の前年には主役の黒崎一護役を決めるオーディションが開催され[10]、4,500人の応募者の中から法月康平が選定されるなど、朽木ルキア役・佐藤美貴を除いたキャストの総入れ替えが行われた[9]。2012年8月より演じられた『新生 ROCK MUSICAL BLEACH REprise』までの累計観客動員数は約18万人を記録した[11]。
2016年7月には4年ぶりの公演となる『ROCK MUSICAL BLEACH 〜もうひとつの地上〜』が上演された[1]。脚本・演出を担当する堤泰之が過去に手がけた『ROCK MUSICAL BLEACH THE ALL』を改定した演目となっており、制作にあたってキャストの入れ替えも行われた[1]。
2024年5月より原作漫画の「破面篇」を題材にした2部作の前編 『「ROCK MUSICAL BLEACH」〜Arrancar the Beginning〜』が上演された[12]。2025年2月より後編の『「ROCK MUSICAL BLEACH」〜Arrancar the Final〜』が上演予定[13]。