T-モバイル・パーク
T-モバイル・パーク(T-Mobile Park)は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルにある野球場。MLBのシアトル・マリナーズのホーム球場。チェイス・フィールドに次ぐ世界2番目の開閉式屋根付き天然芝の野球場でもある。 右翼スタンドの上に収納された屋根は3枚の鋼鉄板で出来ており、重さは約1万1,000トン。開閉には20分ほどの時間を要する。貨物線の隣に建設されたため、列車の走る音が屋根に反響して球場内に響き渡る。 球場の歴史マリナーズはキングドームを本拠地球場にしていたが、施設の老朽化に加え、ドーム球場の閉塞感などに対するファンの不満が高まっていたため、1990年代に入り新球場建設を決定。1995年10月14日、州議会臨時会において、新球場建設資金提供法案が可決され、地元自治体の支援を受け建設することとなった。 1997年3月8日に工事開始。当時マリナーズに所属していた人気選手ケン・グリフィー・ジュニアも出席した記念式典には3万人のファンが詰めかけ、新球場への期待の高さが見て取れる。 1998年6月4日には、地元の保険会社セーフコ(en)がネーミングライツを20年180万ドルで買い取ったことが発表され、球場名は「セーフコ・フィールド」になっていた。2018年12月19日、T-Mobile USが新たに25年間のネーミングライツを取得し、「T-モバイル・パーク」となり[1][2][3]、現在に至る。 フィールドの特徴
改修フェンスを動かして打者に有利にするという案が以前より出ており[6]、2012年10月、マリナーズのGMのジャック・ズレンシックは、セーフコ・フィールドの改修を決定した[7][8]。 2013年シーズンの前に左中間を390ft(約118.8m)から378ft(約115.2m)に、中堅を405ft(約123.4m)から401ft(約122.2m)に、右中間を385ft(約117.3m)から381ft(約116.1m)に縮小させた。16ft(約4.8m)だった左翼の壁の高さは、フェンスを超える打球を捕りやすいように8ft(約2.4m)に低くした[9]。 主要な出来事野球
その他
外部リンクギャラリー
脚注
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