『THE ALFEE CLASSICS with LONDON SYNPHONY ORCHESTRA』(ジ・アルフィー・クラシックス:ジ・アルフィー・ウィズ・ロンドン・シンフォニー・オーケストラ[注 1])は、1990年3月21日に発売されたTHE ALFEE初のクラシックス・アルバム。
概要
全編曲と指揮を服部克久が務めた、アルフィー初のクラシック音楽との融合アルバム。
演奏はロンドン交響楽団。歌詞カードには服部によるライナーノーツと高見沢による解説がある。
服部は「知らない人は昔から、そういう曲だったと勘違いする位のつながり方でなくてはならない」と語り、結果については満足のいく仕上がりであるとも語った[参 1]。
服部について高見沢は、「神経質そうに見えるが実はヒューマニティ溢れる優しい心の持ち主」と語り、THE ALFEEについては明治学院出身では島崎藤村の次に有名な三人組だと語った[参 2]。
ライナーノーツ内で第2弾、第3弾も考えているという旨が記載されており、1996年と2001年に発売された。
第2弾、第3弾では、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が演奏している。
収録曲
全作曲:高見沢俊彦、編曲:服部克久[参 3]
[注 2]
- [ホルスト、組曲「惑星」作品32より]木星 〜星空のディスタンス [3:55]
- Jupiter, from "The Planets op.32" [Gustav Holst, 1874-1934]
- [アディンセル]ワルソー・コンチェルト 〜恋人達のペイヴメント [4:57]
- Warsaw Concerto [Addinsell, 1904-1977]
- [ワーグナー、楽劇「ヴアルキューレ」より] ヴアルキューレの騎行 〜ジェネレーション・ダイナマイト [4:57]
- The Ride of The Valkyries, from "Die Walküre" [Wagner, 1813-1883]
- Katsuhisa op.1 〜Faith Of Love [3:59]
- [ヴェルディ、「レクイエム」より] デイエス・イレ(怒りの日) 〜孤独の美学 [4:05]
- Dies iræ, from "Messa Da Requiem" [Verdi, 1813-1901]
- ヴェルディのレクイエムは高見沢が大好きな曲である[参 1]。
- [チャイコフスキー]ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23 〜Sweat & Tears [4:18]
- Piano Concerto No.1 In B Flat Minor, op.23 [Tchaikovsky, 1840-1893]
- [ジョイ・トゥ・ザ・ワールド] 〜聖夜 -二人の Silent Night- [4:14]
- Joy to the World
- [ムソルグスキー、組曲「展覧会の絵」より]プロムナード 〜Symphony Of The Alfee (Gate Of Heaven〜The Ages〜DNA Odyssey) [15:44]
- Promenade, from "Picture at an Exhibition" [Modest Mussorgsky, 1839-1881]
- 2006年のアルバム『STARTING OVER 〜BEST HIT OF THE ALFEE〜』内で「組曲 Symphony of The Alfee」として再録された。
- FLOWER REVOLUTION (orchestra version) [6:15]
- オリジナルアルバムに収録される前に本作でオーケストラアレンジされた。オリジナルアルバムには、およそ7か月後に発売となった『ARCADIA』に収録された。
クレジット
- directed by Hiroshi Watanabe
- recorded by Mike Jarratt, Simon Rhodes, John Luard Timperley, Tom Leader, Shigeru Nakazato, Hidetoshi Okazaki
アーティスト
- 高見沢俊彦:Vocal, Electric Guitar
- 坂崎幸之助:Vocal, Acoustic Guitar
- 桜井賢:Vocal
- 菊地圭介:Keyboards
- 長谷川浩二:Drums
- そうる透:Drums
- 岡沢章:Bass
- 美野春樹, 中西康晴, 山田秀俊:Acoustic Piano
- 上田浩恵:Vocal on #8
- London Symphony Orchestra conducted by 服部克久
- The Astarte Orchestra of London
- The Ambrosian Singers
品番
- CT:PCTA-00040
- CD:PCCA-00053・PCCA-01071
関連作品
脚注
注釈
- ^ 作品名の読みでは"ジ"をつけないのが慣例だが、ライナーノーツにおいて本作タイトルのカタカナ表記で冠詞をつけている。
- ^ 曲名の表記は歌詞カードに準える。
参照
- ^ a b 歌詞カード内のライナーノーツより。
- ^ 歌詞カード内の解説より。
- ^ “THE ALFEE OFFICIAL WEB SITE/WORKS/ALBUM/THE ALFEE CLASSICS”. 2012年8月14日閲覧。
|
---|
高見沢俊彦 (ボーカル、エレクトリック・ギター) – 坂崎幸之助 (ボーカル、アコースティック・ギター) – 桜井賢 (ボーカル、エレクトリックベース) 三宅康夫 (ボーカル、ギター、脱退) サポートメンバー(ドラム):- 富岡義弘 - 相沢美彦 - そうる透 - 長谷川浩二 - 吉田太郎 サポートメンバー(キーボード):遠藤誠一 - 山石敬之 - 菊地圭介 - 杉山卓夫 - ただすけ |
シングル |
|
---|
オリジナル |
70年代 |
|
---|
80年代 |
80年 | |
---|
81年 | |
---|
82年 | |
---|
83年 | |
---|
84年 | |
---|
85年 | |
---|
86年 | |
---|
87年 | |
---|
88年 | |
---|
89年 | |
---|
|
---|
90年代 |
|
---|
00年代 |
00年 | |
---|
01年 | |
---|
02年 | |
---|
03年 | |
---|
04年 | |
---|
05年 | |
---|
06年 | |
---|
07年 | |
---|
08年 | |
---|
09年 | |
---|
|
---|
10年代 |
|
---|
20年代 |
|
---|
|
---|
BE∀T BOYS | |
---|
コラボレート |
1.LOVE AGAIN (加山雄三 featuring THE ALFEE) - 2.座・ロンリーハーツ親父バンド (加山雄三とザ・ヤンチャーズ) - 3.Forever with you~永遠の愛の歌~ (加山雄三&The Rock Chippers)
|
---|
チャリティ盤 | |
---|
|
---|
アルバム |
|
---|
オリジナル |
1970年代 | |
---|
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
2020年代 | |
---|
|
---|
ベスト (公認) |
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
2020年代 | |
---|
|
---|
ベスト (非公認) |
1.アルフィーが選ぶマイベスト20 - 2.BEST HITアルフィー 全曲集 - 3.ALFEE ベスト20 - 4.14 Best Hits ALFEE - 5.THE ALFEE單曲全集一 - 6.THE ALFEE單曲全集二 - 7.THE ALFEE單曲特集 - 8.ベスト・ヒット ALFEE RED盤 - 9.ベスト・ヒット ALFEE BLUE盤
|
---|
ライブ | |
---|
クラシックス | |
---|
ボックス | |
---|
その他 | |
---|
BE∀T BOYS | |
---|
The KanLeKeeZ | |
---|
参加作品 |
60 CANDLES - 坂本九/トリビュートアルバム - We Love Mickey -Happy 70th Anniversary- - さだまさしトリビュート さだのうた - 若大将50年! - 今日までそして明日からも、吉田拓郎 tribute to TAKURO - 北斗の拳 35th Anniversary Album “伝承”
|
---|
カテゴリ |
|
---|
楽曲 | |
---|
出演番組 ※○は放送中 |
|
---|
関連人物 | |
---|
関連項目 | |
---|
カテゴリ |