アガサ・クリスティの著作一覧(アガサ・クリスティのちょさくいちらん)は、イギリスの小説家・アガサ・クリスティの著作物に関する一覧である。
日本語題は原則として「クリスティー文庫」(早川書房)での表記。
特に断りが無い限り、出版年はイギリスでの刊行年である。人気とマーケットの大きさから、米版が先行した作品も多い。米題の欄が空白なのは原題(英題)と同じ場合、改題のみがあるのは、初刊は英題と同じで後に改題があった場合である。なお改題が後続に採用されず、元の題名が普及している場合もある。『そして誰もいなくなった』は初刊の米題が後にイギリスでも採用された。
重複が無いという観点から、早川書房「クリスティー文庫」での短編集を基準に作品名を挙げる(改訳されているが「バグダッド大櫃の謎」は重複している)。年は用いられた原書の刊行年(複数ある場合は遅い方)。
日本で未刊行の書目が多いため原題で列挙し、英語版へのリンクとする。英語版の作品一覧に記載のない短編集も数点あるが、省略した。日本語表記について、クリスティー文庫中に日本語題がある物は「日本語題:」、ない場合は表題作の訳題を示す。題名が総題の2点は「直訳:」としている。イギリスでの発売を重視し、英米両国で発売されたものと英版のみのものに区別はつけていない。アメリカのみの発売は(米版のみ)と記す。
日本語版での具体的な短編タイトルと、その収録短編集は#短編を参照のこと。
愛の小説シリーズ。英米とも当初はメアリ・ウェストマコット名義だったが日本では最初からアガサ・クリスティ名義。
いずれも日本語訳未刊
特に断りが無い限り、年は初演された年。英題のままのものは日本語訳未刊。
『そして誰もいなくなった』(新水社)『殺人をもう一度』(光文社)以外はクリスティー文庫中に戯曲として収録されている。