イタリアの鉄道は、交通インフラの重要な部分を担っている。フェッロヴィーエ・デッロ・スタート(FS, 旧国有鉄道)の子会社(鉄道路線の保有・管理会社)であるレーテ・フェッロヴィアーリア・イタリアーナ(RFI)が16,724kmを保有しており(2015年12月31日現在)[1]、FSグループのトレニタリアをはじめとする公営・民間の運営会社が列車を運行している。また、RFI以外に地方自治体・公共企業体・民間企業が所有する鉄道路線(地下鉄・狭軌鉄道を含む)もある。
イタリアの鉄道は20世紀半ばにもっとも拡張されたが、1950年代からは現在において非生産的で時代遅れと政治的に判断され多くの施設が廃止された(最近は少し回復している)。
鉄道各路線と経営会社
続く一覧は、それぞれ資産(あるなら運用も)の経営会社を示す。それぞれの区間で所有を示したのは鉄道資産のうち経営会社の資産ではないものである。
フェッロヴィーエ・デッロ・スタート(RFI)運営区間
全て国の保有:
高速大容量鉄道
主要路線
2級路線
カンパーニア州保有:
ロンバルディア州とピエモンテ州保有:
SEPSA運営区間
カンパニア州:
GTT運営区間
ピエモンテ州保有:
ガルガーノ鉄道運営区間
プッリャ州保有:
Met.Ro.運営区間
ラーツィオ州所有:
ウーディネ=チヴィダーレ鉄道運営区間
フリウーリ=ヴェネツィア・ジューリア州所有:
メトロカンパーニア・ノルド・エスト運営区間
カンパーニア州保有:
フェッロトランヴィアーリア運営区間
プッリャ州保有:
FCU運営区間
ウンブリア州保有:
アブルッツォ州保有:
- サン・ヴィート=ランチャーノ=カステル・ディ・サングロ線
プッリャ州保有:
ジェノヴァ=カゼッラ鉄道運営区間
リグーリア州保有:
FTM運営区間
トレント県保有:
FCE運営区間
暫定的に運輸省管轄で政府の保有
サルデーニャ自治州所有:
他の運営者による運営区間
標準軌区間:
狭軌区間:
地下鉄として独立して提供されている区間
廃止または休止路線
旧FSの標準軌・狭軌区間:
旧委託路線(標準軌):
旧委託路線(狭軌):
接続線
全て私有:
観光鉄道
廃線となった古い鉄道路線に復元した車両により当時の再現を行う形で運営されている。
脚注
関連項目
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イタリアの鉄道に関連するカテゴリがあります。
外部リンク