2013年6月、SBS『君の声が聞こえる』で人の心を読むことができるパク・スハ役を演じた[9]。韓国で最高視聴率24.1%を記録するなど人気作となった。9月に公開された映画『観相師 -かんそうし-』ではジンヒョン役を[10]、10月に公開された映画『君に泳げ!(朝鮮語版)』では水泳の韓国代表有望選手として活躍するチョン・ウサン役を演じた[11]。年末のSBS演技大賞では『君の声が聞こえる』で男性優秀演技賞と10大スター賞を受賞した。2014年5月、SBS『ドクター異邦人』ではパク・フン役を[12]、11月、SBS『ピノキオ』ではチェ・ダルポ/キ・ハミョン役を演じた[13]。これらの作品はイ・ジョンソクの俳優としての地位を確立させた。marie ciaireのインタビューで「休まず続けた作品活動でしばらくスランプも経験したが、ドラマ『ピノキオ』を通じて癒されながら再び演技に邁進する力を得ることができた」と明かした[14]。2015年3月31日にデビュー5周年を迎え、自身のInstagramに「ありがとう!愛してるよ!」というメッセージと共に写真を掲載した[15]。同年9月に27回目の誕生日を迎え、ソウルで「2015 LEE JONG SUK Birthday Party~With You~」を開催してファンと特別な時間を過ごした[16]。12月31日、所属事務所ウェルメイドイェダンとの契約が満了となった[17]。2016年2月、建国大学映画学科を卒業[18]。5月にYGエンターテインメントと専属契約を締結[19]。7月にはMBC『W-君と僕の世界-』でカン・チョル役を演じ[20]、同作品は年末のMBC演技大賞で大賞を受賞した[21]。
2017年 - 2018年
2017年8月に公開された映画『V.I.P. 修羅の獣たち(朝鮮語版)』でキム・グァンイル役を演じ、初めて悪役に挑戦し、サイコパス連続殺人犯という設定であったが、「存在感が凄まじかった」など絶賛する声が上がった[22]。9月にはSBS『あなたが眠っている間に』で検察官のチョン・ジェチャン役を演じた[23]。2018年3月、YGとの契約満了に伴い再契約せず[24]、マネジメント会社A-manを設立。4月、俳優としての力量を高めたいという思いからYNKエンターテインメントとマネジメント契約を締結した[25]。自身が設立したマネジメントA-manとともに、韓国国内外の活動のマネジメント全般を担当する[26]。8月、日本でファンミーティング「2018 LEE JONG SUK FANMEETING- crank up」を開催[27]。9月には韓国でファンミーティング「2018 LEE JONG SUK FANMEETING-PIT A PAT」を開催し、「幸せで熾烈だった8年を過ごし、これからまた、超えなければならない山と渡らなければならない川の前に立っていますが、皆さんが一緒にいるので不安はありません。本当にたくさんの時間をプレゼントしてくださってありがとうございます」と述べた[28]。11月、SBS TVシネマ『死の賛美』で韓国の天才劇作家のキム・ウジン役を演じた。パク・スジン監督の作品であり、前作『あなたが眠っている間に』に続いてキャスティングされた。またノーギャラで出演したことは、単幕劇を活性化させることに対する大衆の関心を引き出し『死の讃美』の意味を倍増させた[29]。