オローソ(Oroso)は、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県の自治体で、コマルカ・デ・オルデスに属する。ガリシア統計局によると、2010年の人口は7,050人(2009年の人口は6,987人、2006年:6,526人、2005年:6,345人、2004年:6,155人、2003年:5,933人)である[1]。住民呼称はorosán/-sá。
ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は95.03%(2001年)。
地理
オローソはア・コルーニャ県の中央部に位置し、コマルカ・デ・オルデスに属している。北はオルデスとフラーデス、東から南にかけてはオ・ピノ、南はサンティアゴ・デ・コンポステーラ、西はトラソとトルドイアの各自治体と隣接、自治体の中心地区はオローソ教区のシグエイロ地区[2]。
オローソはオルデス司法管轄区に属する[3]。
人口
経済
近年、隣接自治体であるサンティアゴ・デ・コンポステーラとの関係が、自治体における経済構造を変化させてきている。多くの住民が州都サンティアゴにおいて、サービス業などに従事しており、第二次及び第三次産業分野における就業人口が増加している半面、第一次産業就業人口は減少してきている。とはいうものの、コマルカ内の他自治体同様、この地は農業に適した条件を備えている。もっとも盛んであるのは、牛乳生産のための牧畜業で、また養豚業も行われている。
政治
自治体評議員はガリシア社会党:7、ガリシア国民党(PPdeG):4、PGD(Partido Galeguista Demócrata、ガリシア民族主義民主党):1、ガリシア民族主義ブロック(BNG):1となっている(2011年5月22日自治体選挙結果、得票順)[6]。
2011年5月22日の自治体選挙
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政党
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得票数
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得票率
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獲得議席
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PSdeG-PSOE
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1,939
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47.22%
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7
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PPdeG
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1,181
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28.76%
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4
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PGD
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536
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13.05%
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1
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BNG
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367
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8.94%
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1
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教区
オローソは12の教区に分けられている。太字は自治体の中心のある教区。
- オス・アンシェレス(サン・マメーデ)
- ア・バルシエラ(サント・アンドレ)
- カルベンテ(サン・ショアン)
- カルダーマ(サンタ・マリーア)
- デイシェブレ(サンタ・マリーア)
- ア・ガンダラ(サン・ミゲル)
- マルソーア(サン・マルティーニョ)
- オローソ(サン・マルティーニョ)
- パサレーロス(サン・ロマン)
- センラ(サンタ・エウラリア)
- トラスモンテ(サント・エステーボ)
- ビラロマリス(サン・トメ)
参考文献
- ^ a b c IGE(ガリシア統計局)
- ^ Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.17、p.207-214、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5827-4
- ^ “Ordes, partido judicial nº14 de Coruña (A)” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2011年5月30日閲覧。
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
- ^ スペイン内務省 2011年地方選挙結果
外部リンク