ケビン・ケン・ツジハラ(Kevin Ken Tsujihara、日本名:辻原 賢〈つじはら けん〉、1964年10月25日 - )は、アメリカ合衆国の実業家である。2013年3月よりバリー・マイヤー(英語版)に代わってワーナー・ブラザース・エンターテイメントの会長兼CEOを務めており、アジア系アメリカ人として初めてのハリウッドのメジャースタジオCEOとして知られている。[1]
生い立ちと学歴
カリフォルニア州ペタルーマで日系アメリカ人三世として生まれる。両親はサンフランシスコ・ベイエリアの多くの市場に卵を出荷するエンパイア・エッグ・カンパニーの経営者である。南カリフォルニア大学卒業後にスタンフォード大学でMBAを取得し、税対策ウェブサイトのQuickTax Inc.を立ち上げた。[1][2]
キャリア
1994年にワーナー・ブラザース・エンターテイメントに入社し、テーマパークのシックス・フラッグスの事業に携わった。ワーナー・ブラザースで彼は事業開発とオンラインコンテンツに焦点を当て、2005年にホームエンターテインメント部門の社長に就任するとホームビデオ、オンライン配信、ビデオゲームに力を入れた。[1][3][4]
2013年1月、同年3月1日よりバリー・マイヤー(英語版)に代わってワーナー・ブラザースの新たな最高経営責任者に就任することが発表された。ハリウッドのメジャースタジオでアジア系アメリカ人がCEOに就任するのはツジハラが史上初である。[4][1]
私生活
既婚者であり、子供が2人いる[1]。
参考文献
- ^ a b c d e “Petaluma native Kevin Tsujihara named CEO of Warner Bros. studio”. The Press Democrat (January 29, 2013). January 29, 2013閲覧。
- ^ “Warner Bros.' new CEO, Kevin Tsujihara, at a glance”. Los Angeles Times (January 29, 2013). January 29, 2013閲覧。
- ^ Barnes, Brooks (January 28, 2013). “Tsujihara to Succeed Meyer as Head of Warner Brothers”. New York Times. January 29, 2013閲覧。
- ^ a b Waxman, Sharon (January 28, 2013). “Kevin Tsujihara: I'll Continue Warner Bros. Legacy in 'Tough Environment'”. Yahoo! News. January 29, 2013閲覧。
外部リンク