サイモン・キンバーグ(Simon Kinberg, 1973年8月2日 - )は、イングランド出身でアメリカ合衆国で活動する映画監督、脚本家、映画プロデューサー。
生い立ち
イングランドのロンドンで生まれる。ユダヤ系である[1]。後にアメリカ合衆国へと渡り、1991年にロサンゼルスのブレントウッド・スクールを卒業した。その後、ブラウン大学を卒業し、さらにはコロンビア大学映画学部からMFAを授与された。
キャリア
2005年5月、初めて脚本クレジットされた『トリプルX ネクスト・レベル』が公開されるが、興行収入はその前作『トリプルX』を下回る結果となった。
同年6月、ダグ・リーマン監督、ブラット・ピット、アンジェリーナ・ジョリー主演の『Mr.&Mrs. スミス』が公開され、全世界で4億ドル以上の興行収入となる成功を収めた。同映画は後にテレビシリーズ化が企画され、キンバーグもパイロット版の脚本を手掛けたのだが、ABCは放送を取りやめた[2][3]。
2006年、ザック・ペンと共同で脚本を書いたX-MENシリーズ第3作『X-MEN:ファイナル ディシジョン』が公開された。
2008年、ダグ・リーマン監督と再び組み、同名の小説を脚色した『ジャンパー』が公開された。この映画ではプロデューサーも兼任している。
2009年公開のガイ・リッチー監督による『シャーロック・ホームズ』では脚本家のひとりとしてクレジットされ、興行収入は全世界で5億ドルを超えた。
2011年公開の『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から、2度目となるX-MENシリーズ参加となり、プロデューサーのひとりを務める。
2012年には、製作、原案、脚本を務めたマックG監督の『Black & White/ブラック & ホワイト』、製作総指揮を務めたティムール・ベクマンベトフ監督の『リンカーン/秘密の書』が公開された。2013年には製作を務めたニール・ブロムカンプ監督の『エリジウム』が公開された。
2019年公開の『X-MEN:ダーク・フェニックス』で、初監督を務める。
フィルモグラフィ
出典
外部リンク