サロメーヤ・ネリス(リトアニア語: Salomėja Nėris、1904年11月17日 - 1945年7月7日)は、リトアニアの詩人である。本名は、サロメーヤ・バチンスカイテ=ブチエネ(Salomėja Bačinskaitė-Bučienė)。
経歴
ロシア帝国支配下のキルシャイ村に出生。ラズディヤイ、カウナス、パネヴェジースで教職に就いたあと、1927年に処女詩集「あさはやくに」(„Anksti rytą“)を発表した。1928年にリトアニア大学(現ヴィータウタス・マグヌス大学)を卒業。リトアニア文学、ドイツ語、ドイツ文学を専攻した。卒業後はギムナジウムのドイツ語の教師となった。
1945年、肝臓がんと診断されモスクワで療養中に死去した。晩年の作品は、リトアニアへの愛情にあふれていた。死後、カウナスに埋葬された。
作品
- „Anksti rytą“ (1927年)
- „Pėdos smėly“(1931年)
- „Per lūžtantį ledą“(1935年)
- „Diemedžiu žydėsiu“(1938年)
- „Eglė žalčių karalienė“(1940年)
- „Dainuok, širdie, gyvenimą“(1943年)
- „Lakštingala negali nečiulbėti“(1945年)
脚注