シオドア・マーストン(Theodore Marston, 1868年8月10日 - 1920年10月2日)は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家である[1]。
人物・来歴
1868年8月10日、アメリカ合衆国ミネソタ州に生まれる[1]。
記録に残る最古の作品は、シャーロット・ブロンテの小説『ジェーン・エア』(1847年)をマーストンが脚色・監督した映画 Jane Eyre で、同作はタンハウザー・カンパニーが製作・配給して1910年(明治43年)5月6日に公開されている[2]。
1914年(大正3年)の監督作 A Pair of Frauds からは、ヴァイタグラフ・カンパニー・オヴ・アメリカ(のちのヴァイタグラフ・スタジオ)で監督業を行い、1916年(大正5年)まで同社で短篇映画等を量産する[1]。1917年(大正6年)、マクルーア出版が製作する映画の脚本・監督を手がけ、なかでも『烈火の如く』は日本でも公開された[1]。同年、ユニバーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)の子会社・ブルーバード映画で発表した『深山の乙女』、『路辺の乙女』も日本で公開されている[1]。
1920年(大正9年)10月2日、カリフォルニア州ロサンゼルスで死去した[1]。満52歳没。
おもなフィルモグラフィ
関連事項
註
外部リンク